「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」の意味
【ことわざ】
阿波に吹く風は讃岐にも吹く
【読み方】
あわにふくかぜはさぬきにもふく
【意味】
風俗や習慣などが、ある土地から他の土地に伝わっていくこと。また、下の者が上の者をまねるたとえ。
「阿波」は、徳島県。「讃岐」は、隣接する香川県。
そやな、つまり、「どこでも人の心は変わらへん」ってことやな。
阿波で起こる風習が讃岐にも影響を与えるように、人の行動や心情は、どの場所でも同じように動くんやな。そして、上の人がどう行動するかが、下の人たちにも影響を与えるんやな。これは、「人の心はどこでも同じ」とか、「みんなが見て真似する」ってことを教えてくれる言葉やな。
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「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」の解説
カンタン!解説
「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」っていうことわざはね、一つの場所で起こった流行や風習が、他の場所にも広がっていくっていう意味だよ。また、大人やリーダーがどう振る舞うかは、子供や部下もそれを見て真似するっていうことも表しているんだ。
例えばね、クラスの人気者が新しい流行の服を着てきたら、みんなもその服を着てくるようになる、とか、お父さんが毎日本を読んでいたら、子供も本を読むことが好きになる、みたいな状況を想像してみてね。
「阿波」は今の徳島県のことで、「讃岐」は香川県のことを指しているんだ。でも、このことわざは特定の場所だけでなく、全ての場所や人々に適用されるよ。だから、「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」っていうことわざは、「ある場所や人の影響は広範囲に広がるよ」っていう教えを伝えているんだよ。
「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」の使い方
韓流ブームがまたきているわね。
阿波に吹く風は讃岐にも吹くというからね。流行が風に乗って伝わるよ。
逆に日本の流行も風に乗って伝わる?
偏西風だから逆には無理かな。
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「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」の例文
- 上司がちゃんとしないと、阿波に吹く風は讃岐にも吹くというように、下の者がまねる。
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹くという。流行は伝わっていく。
- これは隣県で見た風習だが、阿波に吹く風は讃岐にも吹くという。きっと伝わっていったのだろう。
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹くものだ。下の者の手本になれるよう精進しよう。
- 阿波に吹く風は讃岐にも吹くというが、まさか世界中に広まるとは思わなかった。さすがIT化されたグローバル社会。
また、上の人が行う行動は、その下の人たちも模倣することになるという、人間の行動や感情が基本的にどこでも同じである、という考え方を示しているんだよ。