「危うきこと朝露の如し」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
危うきこと朝露の如し
【読み方】
あやうきことちょうろのごとし
「朝露」は、「あさつゆ」とも読む。
【意味】人の運命や生命が、はかない朝露のように極めて危険な状態にあること。
「朝露」は、日が出るとすぐにに乾いてしまうことからはかないもののたとえ。
「危うきこと朝露の如し」ということわざは、人の運命や生命が非常に危険な状況にある、ということを表しているんだ。
あー、なるほどな。朝露はすぐに消えてしまうから、人の運命や生命が一瞬で変わることを表すんやな。
これは、いつ何が起こるかわからないから、常に注意深く生きなアカンと教えてくれることわざやな。
【出典】
「史記」の「君の危うきこと朝露の若し」
【類義語】
・危うきこと累卵の如し
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「危うきこと朝露の如し」の解説
カンタン!解説
「危うきこと朝露の如し」っていうことわざはね、人の運命や命が、すごく危険な状況にあることを表しているんだよ。
この「朝露」っていうのは、朝方に草や花の上につく水滴のことを指すんだ。でもね、太陽が出てきたらすぐに乾いちゃうから、すごくはかないものとして使われるんだよ。
だから、「危うきこと朝露の如し」っていうのは、人の運命や生命が朝露みたいに一瞬で変わってしまう、すごく危険な状態にあるっていうことを表しているんだよ。これは、古代中国の歴史書「史記」の一節から来ているんだ。
例えばね、山登りをしてるときに、足元がすごく滑りやすくて、ちょっとした失敗で大怪我をするかもしれない、そんな危険な状況を「危うきこと朝露の如し」と言うことができるよ。
「危うきこと朝露の如し」の使い方
彼の命は危うきこと朝露の如しだそうよ。
そんなに危ないの?
病院から家族に連絡があったみたい。
長く持たないってことだね。
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「危うきこと朝露の如し」の例文
- 今の健太くんは、危うきこと朝露の如しだ。
- 光熱費の高騰で暖房が使えず、寒さに震え危うきこと朝露の如しという状態だ。
- 人生は危うきこと朝露の如し。常に危険と隣り合わせだ。
- 健太くんは敵が多いので、危うきこと朝露の如しと言った感じだ。
- 何が起こるか神様にしか分からない。人生は危うきこと朝露の如しだ。