【慣用句】
出しに使う
【読み方】
だしにつかう
【意味】
自分の利益のために、ほかのものを利用する。
【語源・由来】
出し汁をとるときに、かつおぶし、昆布などを利用することから。
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「出しに使う」の使い方
何で私が健太くんと一緒に、先生のところに行かないといけないの?
先生はともこちゃんが大好きだから、ともこちゃんが一緒だと、先生の機嫌がすこぶるいいんだよ。
私を出しに使わないでよね。自分の力で何とかしなさいよ。
だって、あの先生すごくこわいんだもん・・・。
「出しに使う」の例文
- 最近忙しくてちゃんと休めていなかったので、家族が風邪をひいたことを出しに使って、看病のためという名目で会社を休むことにした。
- 弟を出しに使って、ゲームを二つとも買ってもらった。
- 子供の笑顔を出しに使って、会場のスタッフの機嫌をとり、来場記念の景品をたくさんもらった。
- 彼は、営業という仕事を出しに使って、学校によく顔を出し、先生と仲良くなって結婚したそうだ。
- 市議会議員の視察を出しに使った観光旅行が問題となり、選挙をし直すことになった。
- 僕のことを出しに使って、うまいことやるなんて、なんてずるいやつなんだ。