「我を通す」の意味(類義語・対義語)
【慣用句】
我を通す
【読み方】
がをとおす
【意味】
自分の考えを変えないで押し通す。「我」は自分の考え。
「我を通す」という表現は、自分の意見や考えを妥協せず、それを堅持し、最後まで押し通すことを表すんだよ。
つまり、「自分の考えをブレずに最後まで貫く」ってことやな。
自分の意見が正しいと信じて、それを変えずにやり遂げる、ってわけやな。
【類義語】
我を張る(がをはる)
【対義語】
我を折る(がをおる)
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「我を通す」の解説
カンタン!解説
「我を通す」っていう言葉は、自分の考えをずっと強く主張し続けることを表しているんだよ。
例えば、お友達がみんなで遊びに行こうと提案してきたときに、「俺はサッカーがしたい!」っていう自分の意見をずっと主張し続け、みんなが他の遊びをしたいと言っても聞かず、最後までサッカーをしたいって言い続けるようなことだよ。
「我」っていうのは、自分のことを指すんだ。「通す」は、ここでは、自分の考えや意見を他の人に伝えて、それを受け入れさせることを指しているよ。
「我を通す」は、自分だけの意見を押し通すことで、他の人の意見を無視するときに使われることが多いから、あまり良い行動とは言えないんだよね。みんなで楽しむためには、みんなの意見を聞いて、一緒に決めることが大切なんだよ。
「我を通す」の使い方
僕は絶対に、文化祭は食べ物屋さんをやった方が楽しいと思うんだ。
絶対にそう思うなら、我を通せばいいんじゃないかしら。
でも、みんながそう思っているわけじゃなくて、準備が面倒くさそうとか、食中毒対策が大変だとか、反対意見を言う人が少なくないんだ。
その反対している人を納得させる理由を提示することができないようなら、我を通すことをやめたほうが良いわ。
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「我を通す」の例文
- 兄は、こうといったら、どんなことをしてでもきっと我を通すことでしょう。
- 自分の家では、君の理論で我を通すことができたかもしれないが、一歩、家の外に出たら、その理論は通じないと思う。
- 彼女は、押しに弱く、強引な人間に引っ張られる気の弱さがあるが、それでもやるべき時は我を通す頑固さも合わせ持っていた。
- 誰かを傷つけてまで我を通そうとするほど、意地を張る理由は無かった。
- 君が、こんなに我を通そうとするのは、初めてのことだから、何かよほどの理由があるのだろう。