【慣用句】
方を付ける
「片を付ける」とも書く。
【読み方】
かたをつける
【意味】
物事を処理して終わらせる。ものごとを解決する。「方」は、ものごとの方向。
【語源・由来】
「片付ける」の類推表記。
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「方を付ける」の使い方

来週の空手の大会では、長年のライバルとの対決に方を付けたいと思っているんだ。

へえ。今までは、引き分けが多かったの?

いつもわずかな差で、どちらかが勝っていたんだ。それで、前回の試合で15勝15敗になったんだ。次は、僅差(きんさ)ではなく圧勝して見せる!

なるほど。じゃあ、応援に行くわね。
「方を付ける」の例文
- 町内会の行事に顔を出すのは億劫だから、手伝う代わりに、お金で方を付けたい。
- 過去のことにきちんと方を付けてから、君と結婚しようと思う。
- 次のセットで、相手チームは一気に方を付けに来ると思うから、みんな、お互いを信じて勝ちをもぎ取ってこよう!
- 家中の大掃除をして、片づけることで、過去に方を付け、前向きに生きていくことにしたのだ。
- 健太くんが、二人の女子生徒から同時に告白されて、もめごとに発展していたようだけれども、どうにか方を付けることができたのかしら。