「軍配が上がる」の意味(語源由来)
【慣用句】
軍配が上がる
【読み方】
ぐんばいがあがる
【意味】
勝敗の判定を下すこと。
「軍配が上がる」という表現は、勝敗がはっきりと決まる、特に誰かが勝つという状況を指すんだよ。
つまり、「勝者が決まる」ってことやな。
サッカーや野球みたいに、試合で点が入って、勝ったほうが決まるような状況を言うんやな。勝ち負けがハッキリするって感じやね。
【語源由来】
相撲で、行司が勝った力士の方に軍配をあげることから。
【スポンサーリンク】
「軍配が上がる」の解説
カンタン!解説
「軍配が上がる」っていう表現は、勝ち負けがはっきりと決まる、つまり、誰が勝ったか、誰が負けたかが明確になることを意味しているんだよ。
「軍配」というのは、昔の戦いのときに指揮官が使っていた「軍配団扇」のことを指しているんだ。この軍配団扇は武器じゃなくて、戦闘の指示を出すためのツールだったんだよ。
今では、この軍配団扇は相撲の土俵で見ることができるよ。力士たちが対戦するときに、勝者を示すために行司(勝負の進行・判定をする人)が軍配を上げるんだ。それが「軍配が上がる」という言葉の由来なんだよ。
だから、「軍配が上がる」って言葉を使うときは、何かの勝敗が決まる、または誰かが明確に成功する状況を指していることが多いんだよ。
「軍配が上がる」の使い方
今日、クラスメイトと喧嘩をしたんだけど、先生は二人の言い分を聞いた後、あいつに軍配が上がったんだ。
ああ、あの子は先生に気に入られているからね。相手が悪かったわね。
僕も成績が上がれば、先生は言い分を聞いてくれるかな?
比較的そうなるでしょうね。
【スポンサーリンク】
「軍配が上がる」の例文
- 今回の選挙では、住民の支持を得た新人候補に軍配が上がったのだった。
- 映画は、原作ものより、もともと映画として製作されたものに軍配が上がることが多い。
- とりあえず、良いか悪いかで判断すると、一応良かったという方に軍配が上がったという事にしておきましょう。
- 彼らは二十年前から、同じ盤で将棋を指しているが、まだ軍配は上がっていないままだそうだ。
- 学校始まって以来の秀才である知的美人と、日本の芸能界期待の新星と言われたアイドル系美人の二人の生徒が、今回の文化祭で美しさを争うことになり、どちらに軍配が上がるか、注目されている。