「魚豕の惑い」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
魚豕の惑い
【読み方】
ぎょしのまどい
【意味】
文字の書き間違いや写し違いをすること。
ああ、それはつまり、ちょっとした不注意で字を書き間違えたり、コピペのときに間違えちゃうことやな。
魚と豚を混同するみたいに、ちょっとしたミスが出ちゃうことのたとえやね。細かいところもしっかりチェックしないとな!
【語源・由来】
「魯」の字を「魚」と誤ったり、「亥」の字を「豕」と誤ることから。
【出典】
「十八史略」序
【類義語】
・魯魚亥豕
・魯魚の誤り
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「魚豕の惑い」の解説
カンタン!解説
「魚豕の惑い」という言葉はね、文字を間違えて書いてしまうこと、または、似たような文字を取り違えてしまうことを指すんだよ。
考えてみて、ちょっと似た形の文字があると、間違えやすいよね?たとえば、この言葉の元になった「魯」という文字を「魚」と間違って書いちゃったり、あるいは「亥」という文字を「豕」って書いちゃうことから、この言葉が生まれたんだ。
だから、文字の書き間違いや似たような文字を混同してしまうことを「魚豕の惑い」と言って、みんなにわかりやすく表現するんだよ。学校で、ちょっと似た文字を間違えて書いてしまった時なんかに、この言葉を使うと、みんなに伝わるかもね!
「魚豕の惑い」の使い方
健太くん。山の頂 が、山の項になっているわよ。
魚豕の惑いをしていた?
似ているからしょうがないけど気をつけてね。
僕はうっかりさんだな。気をつけるよー。
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「魚豕の惑い」の例文
- 貝と具のように魚豕の惑いとなりやすい漢字はたくさんある。
- 大と太は似ていて、魚豕の惑いをしやすい。
- 牛と午は丁寧に書かないと縦棒が突き出て「午」が「牛」になりやすかったり、魚豕の惑いとなったりする。
- 主と王は魚豕の惑いのように間違えやすいが、王は国の主といえなくもない。
- 魚豕の惑いをしないように、何度も確認する。
まさに、細かい部分での注意欠如やミスを示す言葉だよ。