【慣用句】
旗を巻く
【読み方】
はたをまく
【意味】
降参する。また、事を中止したり、手を引いたりする。
【語源・由来】
軍旗を下ろして巻き収め、逃げたり降参したりするという意味から。
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「旗を巻く」の使い方
健太くん。資金が集まらないからって旗を巻いてやめるつもりなの?
だって、旗を巻くよりしょうがないじゃないか。もう、予算が底を突きそうなんだから。
今、先生を説得できそうなのよ。もし、説得出来たら活動費を出してもらうことができると思うの。しばらく節約をしてしのいでみてよ。
本当に?それならもうしばらくがんばってみるよ。
「旗を巻く」の例文
- 華やかなオープンを飾ったそのスーパーは、オープン記念セールが終わった後、客足が伸び悩み、旗を巻いて撤退しました。
- どれだけ経営努力をしても、この不況に勝つことはできず旗を巻くことにしました。
- 屋外のイベント中に、身を切るような寒い強風が吹いてきたので、旗を巻いて温かい屋内に退散することにしました。
- このまま続けたら、大損をすることになると思うので、旗を巻いて退くことにしました。
- この町では、このようなおしゃれすぎる店はうけないと思い知り、旗を巻くことにしました。