【慣用句】
鼻を明かす
【読み方】
はなをあかす
【意味】
人を出し抜いて、おどろかせること。
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「鼻を明かす」の使い方
健太君は、空手のライバルはいるの?
いるよ。隣の学校の男の子なんだ。今年は勝てたけど、昨年は、一方的にやられて負けたので、今年こそ、ライバルの鼻を明かしてやろうと、猛練習したんだ。彼は、僕に勝った、勝ったと言って、少し調子に乗っていたからね。
そうだったの。その子も、健太君に負けて、調子に乗っていたことを反省したかもね。
笑っちゃいけないけど。彼は、僕に負けて恥ずかしそうにしていたからね。
「鼻を明かす」の例文
- 今度こそ成功させて、宿敵企業の鼻を明かしてやると、張り切っていた。
- あの上級生は、いつも威張っているので、いつか、あの人の鼻を明かしてやりたいと思う。
- 健太くんと空手大会で対戦して大負けしてしまった。もっと練習して、次は鼻を明かしてやりたい。
- 実験データの誤りを見つけ出し、専門家の先生の鼻を明かしてやった。
- 教授は、僕を一人前に扱ってくれないので、何とか、教授の鼻を明かしてやりたい一心で、論文を書き上げた。
- 打ち勝って、相手投手の自慢の鼻を明かすつもりだ。
【注意!】間違った例文
❌「嫌いなピーマンを食べて、お母さんの鼻を明かした。」
この使い方は間違い。「鼻を明かす」は、驚かせるだけでなく、相手に思い知らせるようなときに使う。