「息を殺す」の意味とは?(類義語)
【慣用句】
息を殺す
【読み方】
いきをころす
【意味】
呼吸を抑えて、音を立てないようにすること。
「息を殺す」っていう表現は、とっても静かになりたいときや、自分の存在を隠したいときに使うんだよ。
つまり、大きな音を立てずに、息をゆっくりゆっくり吸ったり吐いたりすること。まるで息がないかのように静かにするんだ。
【類義語】
・息をつめる
・息を潜める
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「息を殺す」の語源由来
由来を簡単に説明!
「息を殺す」っていう表現、実は文字通りの意味から来ているんだよ。ここでの「息」は、僕たちが普段、口や鼻から吸って吐いてる空気のことを指しているんだ。「殺す」は、通常だと生命を絶つという強い意味があるけど、ここでは「抑える」または「止める」という意味で使われているんだ。
だから、「息を殺す」という表現は、「呼吸(息)を大きくしないように抑える」という意味になるんだ。つまり、あまりにも静かになりたい時や、周りに自分の存在を気づかれたくない時に使う表現なんだよ。
「息を殺す」の使い方
ともこちゃんの鬼には敵わないなぁ。一生懸命隠れているのに、気が付いたら後ろにいるんだもん。すごいよ!
うふふ、ありがとう、健太くんにはこっそり秘訣を教えるね。息を殺してそろそろと進むこと。絶対走ったり慌てたりしちゃいけないの。
息を殺して進むか。ついつい急いてしまって、どたばたしてるからいつも逃げられちゃうんだな。今度実践してみるよ!
やってみてね。それでも私は健太くんから逃げきってみせるわ!
「息を殺す」の例文
- 教壇の下に隠れて息を殺していると、誰かの足音が近づいて来ているのが分かった。
- 部活を終えて玄関のドアを開けると父と母の諍いの声が聞こえ、思わず息を殺してしまった。
- ゴルフの最終ホール、優勝争いを演じている二人のパターの場面は誰もが息を殺して見守った。
- 健太くんはともこちゃんを驚かせるためにドアの裏に隠れ、息を殺してその時を待っている。
- 泥棒は、家のみんなが寝静まるのをじっと息を殺して待っていたのだ。
【注意!】間違った例文
❌「飼っていた犬が、息を殺して死んでしまった。」
この使い方は間違い。「息を殺す」は、息をしないことではない。