「息を継ぐ」の意味
【慣用句】
息を継ぐ
【読み方】
いきをつぐ
【意味】
①息継ぎをする。
②休息する。息を入れる。
つまり「ちょっと一息つく」ってことやな。疲れたときにちょっと休む、息継ぎすることでまた元気になるんやな。
これは、休息の大切さを教えてくれる表現やな。
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「息を継ぐ」の解説
カンタン!解説
「息を継ぐ」っていう表現は、本来的には呼吸を続ける、つまり息継ぎをするという意味だよ。この「息」は、口や鼻から空気を吸ったり吐いたりする行為、すなわち呼吸を意味しているんだね。そして、「継ぐ」は、何かが切れないように続ける、補充するという意味だよ。
例えば、泳いでいるときに一度水面に出て息継ぎをすることを「息を継ぐ」と言ったりするよね。それが転じて、「息を継ぐ」は「休息する」や「一息つく」などという意味でも使われるようになったんだよ。
だから、もしマラソンを走っていて、途中で疲れて休憩したり、一息ついたりするときにも「息を継ぐ」っていう言葉を使うことができるんだ。
「息を継ぐ」の使い方
あー、息を継ぐ暇もなく次の作業に取り掛からないと間に合わないぞ。
健太くん。とても忙しそうね。大丈夫?
うん。何とかするよ。文化祭で劇をするんだけど、脚本担当の子が大幅に脚本を書き換えたから、小道具から大道具まで作り直さなくてはいけなくなって大変なんだ。
それは、大変なことになったわね。けがをしないように頑張ってね。
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「息を継ぐ」の例文
- 「それはそうと・・・。」とちょっと息を継いでから、彼は僕に尋ねたのだった。
- 帰りの体力を温存しておくために、途中で二度ほど息を継いでから、頂上に向かった。
- 彼女は深くうなずいてから、息を継ぐようにティーカップを口に運んだ。
- 話の途中で、彼が口を開け閉めしているのは、なにかを言おうとしているのか、息を継ぐためなのか。
- 彼は一気に語ったかと思ったら、そこで思いだしたように息を継いだのだ。
- 秋の夜に家の外に出てみると、息を継ぐ暇さえないかのような虫たちの鳴き声が、庭中に響き渡っていた。
何かを続けていて疲れた時に、一息入れて力を取り戻すという様子を表すんだ。