「委細構わず」の意味
【慣用句】
委細構わず
【読み方】
いさいかまわず
【意味】
どんな事情があろうといっこうに気にしない。
つまり、「細かいことは気にせず、思い切って行動する」ってことやな。
どんな事情があってもそれにとらわれずに、思い切って前に進むことを表すんやな。遠慮せずに、大胆に行動するってことを教えてくれてる表現やな。
【語源由来】
「委細」はいろいろな詳しい事情。
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「委細構わず」の解説
カンタン!解説
「委細構わず」っていう表現はね、簡単に言うと「どんな詳しい事情があっても気にしない」っていう意味だよ。
「委細」っていうのは、すごく細かい事情や詳細なことを指す言葉で、「構わず」はそれを気にしない、無視するっていう意味があるんだ。
例えばね、「雨が降っていても、委細構わずサッカーの練習をする」って言ったら、雨が降ってるけど、それを気にしないで、どんな事情があろうとサッカーの練習をするっていう意味になるんだよ。つまり、どんな状況でも、自分がやりたいことややらなければならないことをやる、という強い意志を表しているんだね。
「委細構わず」の使い方
今日、夢の中で犬が「ここ掘れわんわん。」って言ったんだ。だから先生が制止するのも委細構わずに、運動場を掘ったんだ。
ああ。だから、運動場が騒がしかったのね。それで、何が出てきたの?
うん。何十年と勤務している用務員さんすら忘れていた、タイムカプセルが出てきたよ。
へえ。それはすごいわね。忘れていた卒業生の人はとても喜ぶでしょうね。
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「委細構わず」の例文
- 服が何かに引っかかって裂けても委細構わずに、そのすき間から中に入り込んだのだった。
- 彼は、どのようなことが起ころうと、委細構わずに、眠り込んでいたのだった。
- 私が恐怖で悲鳴をあげようとも、委細構わず、ジェットコースターはどんどん高度を上げて行ったのだ。
- 怪獣が、委細構わず街を破壊しながら突き進む姿を思い浮かべてしまうほどに、その幼い子は、泥のお城を壊しながらまっすぐ駆け抜けて行った。
- 私が露骨に迷惑そうな顔をしてみせるのも委細構わず、彼は、いつもの手で私を押して来た。
つまり、何があろうともそれに関わらず進むという意思の強さを示しているんだ。