「異を唱える」の意味(類義語)
【慣用句】
異を唱える
【読み方】
いをとなえる
【意味】
反対、不賛成の意見を言う。
「異を唱える」という表現は、他人の意見に対して反対の意見を出す、または異なる意見を提出することを指すんだよ。
つまり、「みんなが一緒になって考えてることに反対の意見を出す」ってことやな。他の人とは違う考えをしっかりと主張するってことや。
この言葉、自分の考えを大切にし、人と違う意見でも恐れずに言う勇気を教えてくれるんやな。
【類義語】
異を立てる
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「異を唱える」の解説
カンタン!解説
「異を唱える」っていう言葉の由来はね、「異」という言葉と「唱える」という言葉がくっついてできたんだよ。
「異」っていうのは、他のものとは違う、別の、という意味があるんだ。「唱える」っていうのは、自分の考えや意見をはっきりと言い出す、特に自分の主張を明確にする、という意味があるんだよ。
それでね、「異」っていう違う点や考えを、「唱える」っていう声に出して主張する、という意味で、二つの言葉が合わさって「異を唱える」っていう表現が生まれたんだ。これは反対の意見を出す、つまり、周りとは違う意見をはっきりと言い出す、という意味になるんだよ。
「異を唱える」の使い方
消費期限の表示が。年月日の表示から年月に変わるそうだよ。
ああ、それに異を唱える人が少なくないっていうニュースを見たわ。
そうなんだ。うちの母さんなんかは、消費期限を見ないで、においと状態で、うん大丈夫とか言って使っているけどね。
それはいいことよ。大量消費、大量廃棄の時代では、そういう判断をする人が増えることは大事よね。
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「異を唱える」の例文
- 賛成多数のなかで異を唱えることは勇気のいることなのに、それを決行した彼はえらいと思う。
- コペルニクスは天動説に異を唱えたが、彼が生きている間に認められることは無かった。
- 君の意見に異を唱えるつもりはないが、賛同するつもりもないんだ。
- 彼への仕返しのつもりで、今日の会議で、彼の提案に異を唱えただけで、それなりに良い案だと思った。
- 君のやることにいちいち異を唱えるようなことはしたくないのだが、これを実行に移すと泣くことになる人間の数が多すぎるのではないのかな。