「痛い所を衝く」の意味
【慣用句】
痛い所を衝く
【読み方】
いたいところをつく
【意味】
言われたくないような弱点を取り上げて、せめること。
「痛い所を衝く」という表現は、他人の弱点や敏感な部分を直接攻撃する、またはそれを指摘することを意味しているんだよ。
つまり、他人の弱いところや、ちょっと触られたら痛いところをピンポイントで攻めるってことやな。
つまり、ちょっとズルいけど効果的な攻撃方法ってわけや。
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「痛い所を衝く」の解説
カンタン!解説
「痛い所を衝く」っていう表現は、人の弱点や欠点、または他人に知られたくない部分に対して、厳しい批判や指摘をしたり、その部分を攻撃したりすることを言うよ。
「痛い所」は、それぞれの人が自分の中で感じている弱い部分や、人に触れられると痛みや不快感を感じる部分を指すんだ。「衝く」は、そのような「痛い所」を的確に見つけて、鋭く指摘したり攻撃したりする行為を表しているんだよ。
たとえば、ある人が他人からの評価を気にする性格だとしたら、「他の人は君のことをどう思ってるか知ってる?」というような言葉は、その人の「痛い所を衝く」行為になるね。それはその人が自分の評価を気にする性格であることを他人が利用して、その人を不安にさせるために言った言葉だと言えるよ。
「痛い所を衝く」の使い方
健太くん。遊びに行くようだけど、今日の宿題は終わったの?
いやあ。まだ終わっていないんだよ。でも、友達が誘いに来たから遊びに行こうと思っているんだ。
健太くん。次のテストで成績がさらに下がったら、先生との約束で、部活停止処分じゃなかったかしら?
うっ。痛い所を衝いてくるね。そうなんだよね・・・。ちょっと、友人に遊べないって謝ってくるよ。
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「痛い所を衝く」の例文
- 彼の質問はまたしても、私の痛い所を衝いてきたのである。
- 僕の言葉は。彼女の痛い所を衝いたらしく、不機嫌そうに彼女の眉間に一瞬しわが寄った。
- 痛い所を衝かれた彼は、むすっとした顔をして押し黙った後、ぶつぶつと何事かをつぶやいた。
- 妹がピーマンをのこしたので注意すると、「自分だっていつもパセリは残すでしょ」と痛い所を衝かれた。
- 今の言葉は、彼の痛い所を衝きすぎてしまう位の禁句だったようである。
- よりによってみんなの前で、「あの時、君は階段のうしろで何をしていたのですか?」と僕は痛い所を衝かれたのだった。