「一言もない」の意味
【慣用句】
一言もない
【読み方】
いちごんもない
【意味】
言い訳をひと言も言えないこと。弁解の余地がない。


ツッコミどころ満載なんやけど、全部言い逃れできへんほど完璧に窮地に立たされてるってわけや。
「一言もない」の解説
「一言もない」っていう表現はね、文字通り一つの言葉も言えない、つまり何も言えない、という状況を表しているんだよ。
この表現は、何か失敗したり、間違ったことをしたときに、そのことを言い訳したり、自分を守ろうとする言葉を一つも言えないときに使われることが多いんだ。
たとえば、先生に宿題を忘れたことを注意されて、「でも昨日はサッカーの練習があって・・・」とか「でも昨日はお腹が痛くて・・・」と言い訳をしようとするかもしれないけど、実は宿題をやるのをサボってゲームをしていたとしたら、それについては何も言えないよね。それが「一言もない」状況なんだ。
「一言」っていうのは一つの言葉や簡単な言葉を表していて、「もない」っていうのは「存在しない」っていう意味だから、全体としては「一つの言葉も言えない」っていう意味になるんだよ。
だから、「一言もない」って言うときは、「言い訳する余地がない」「弁解の言葉が見つからない」っていう意味になるんだね。
「一言もない」の使い方




「一言もない」の例文
- 底知れない相手の力に、いまこそ一言もないくらいに、屈服しきったのであった。
- 指摘されて見てみるとなるほど、こちらの手落ちだったので、普通なら一言もなく引き下がるところだが、虫の居どころが悪いのでそうはいかない。
- 「こんなものしか作れないのか。」と言われ、ポイと作品を投げ返されたが、彼もそう思っていたので一言もなく、にがり切った顔をしているだけであった。
- 責任が誰にあるのかとつきつけられたその事実のまえに、彼は頭をかかえ考えこむだけで、一言もなかった。
- 彼の言っていることは、全くその通りだったので一言もなかった。























