「一から十まで」の意味(類義語)
【慣用句】
一から十まで
【読み方】
いちからじゅうまで
【意味】
始めから終わりまで、すべて
「一から十まで」という表現は、何事も最初から最後まで、全てを含んでいる、という意味があるんだよ。
最初の「一」から最後の「十」まで、ってことは、つまり始まりから終わりまで全部のことを言うんやな。
まるっと全部のことをさすんやね。
【類義語】
何から何まで
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「一から十まで」の解説
カンタン!解説
「一から十まで」っていう表現は、全てのものや事を意味しているんだよ。具体的には、始まりから終わりまで、全部ってことだよ。
たとえば、友達が新しいゲームを教えてくれる時に、「一から十まで教えて!」って言ったら、そのゲームの基本的なルールから、もっと難しいテクニックまで、全部教えてほしいってことなんだ。
「一」は最初の数字だから、「ものごとの最初」を意味し、「十」は10番目の数字だから、「ものごとの終わり」を意味しているんだよ。昔は計算器なんてなくて、10っていうのはとても大きな数字と思われていたんだ。だから、「十」を使って「始まりから終わりまで」という意味を表すようになったんだよ。
だから、「一から十まで」っていうのは、すごく簡単なことから、難しくて複雑なことまで、全部って意味になるんだね。
「一から十まで」の使い方
ともこちゃん。今年も夏休みの宿題が終わらないんだ。たすけてー。
健太くん。毎年、毎年、夏休みの終盤になると、そうやって助けを求めに来るけれども、一から十まで私に頼っているから駄目なのよ。去年はほとんど全部手伝ったわ。今年は自分で頑張ってね。
ええー。そんなこと言わないで。作文だけでも、ああ、工作だけでも・・・。
今年は、私は、一つも手伝いません。
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「一から十まで」の例文
- 彼は、小さいころからずっと、一から十まで母親の言いなりで育ったので、自分で考えることができない。
- 一から十まで親に払ってもらっているようでは、自立したとは言えないんじゃないかな。
- 子供の教育を一から十まで妻に任せっきりにしていたことを、今さらながら反省している。
- 教科書のどこが分からないの?と聞いたら、一から十までわからないと言われたので困った。
- 一から十まで説明しないとできないようでは、社会人として落第生なんだから、自分で多少は考えないといけないよ。