「意を強くする」の意味
【慣用句】
意を強くする
「意を強うする」ともいう。
【読み方】
いをつよくする
【意味】
力がわき出て、自信を持って気持ちを固める。支持してくれる人がいることを知って自信を持つ。
「意を強くする」という表現は、心を強く決めることや自信を持つことを示しているんだ。
つまり、「自分の意志をしっかりと持つ」ってことやな。
ちょっと困難な状況でも、自信を持って立ち向かう勇気があればなんとかなるってことや。自分を信じる力、大事やな。
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「意を強くする」の解説
カンタン!解説
「意を強くする」っていう言葉は文字通り、自分の心を強く持つことからきているんだよ。
たとえば、サッカーの試合前にコーチから「君ならできるよ」と励まされたとき、その言葉に力をもらって「絶対に勝つぞ!」と思うようになる、そんなときに「意を強くする」と言うんだよ。
つまり、「意を強くする」っていうのは、何かのきっかけで自分の心が強くなる、自信がつくっていう意味なんだね。だから、友達や先生から元気付けられたり、自分で頑張って何かを成し遂げたときなどによく使う言葉だよ。
「意を強くする」の使い方
健太くん。この横断幕を見て!町内会のみんなで力を合わせて作ったのよ。
うわあ。これはすごいね。これを見たら、絶対に空手の全国大会に行くんだと意を強くしたよ。
そうでしょう?県大会の決勝戦にも持っていって応援席で掲げるからがんばってね。
うん。全力を尽くして、絶対に勝ってくるよ。こんなすごいものを作ってもらったら、負けられないからね。
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「意を強くする」の例文
- なかなか人を褒めない先生に褒められたことで、この道に進む意を強くしたのだった。
- みなさまのご賛同を得たことで、意を強くいたしました。
- プロが二人がかりでも開けられなかったこのカギのある部屋に、少しく意を強くした。
- このかわいい猫さえいてくれれば、もう失恋なんか怖くないと、私は意を強くしたのであった。
- 彼がこんなに言って励ましてくれるものだから、僕も大いに意を強くして言ったのだった。
- 彼らの反応に意を強くした僕は、この計画を実行に移すことにしたのだった。
「意を強くする」の文学作品などの用例
納本制度は二年目の今年度になって、ようやく月額一千冊を越えるにいたったので、大いに意を強くしているのである。(中井正一の国会図書館の窓からより)