「影が薄い」の意味(語源由来)
【慣用句】
影が薄い
【読み方】
かげがうすい
【意味】
何となく元気がなく見える。また、目立たない。
つまり、ちょっと目立たへん人、もしくは元気がなさそうな人を指すんやな。
周りにいても、なんか気づかれにくい、そんな感じの人を言うんやろな。
【語源由来】
光が透過して影が薄く見えるという事から、存在感がないという意味。
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「影が薄い」の解説
カンタン!解説
「影が薄い」という表現は、その人があまり目立たない、存在感が弱い、という意味だよ。また、その人が元気がない、活気がない、という意味でも使われることがあるんだ。
「影」は物が光を遮ることでできる黒い像のことを指し、これが比喩的に「その人自身」を指すようになったんだ。だから、「影」はその人の存在感やエネルギーを表す言葉として使われることがあるんだよ。
一方、「薄い」は本来「色や光が濃くない」を意味する言葉だけど、ここでは「勢いが弱い」や「存在感が薄い」などの意味で使われているんだ。
例えば、「彼はクラスの中で影が薄い」っていう場合、それは「彼はクラスの中であまり目立たない」または「彼の存在感があまり強くない」という意味になるよ。
「影が薄い」の使い方
健太くん。びっくりしたわ。いつからそこに居たの?
ともこちゃんがこの部屋に入る前から、ずっとここに居たよ。気付かなかった?
そこに居ることに全く気付かなかったわ。どうかしたの?今日はいやに影が薄いようだけれども。
うん。秋が深まったせいか、なんだかアンニュイな気分でね。いろいろ物思いにふけってしまっているんだ。
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「影が薄い」の例文
- どの子供が描く絵も母親の存在感は大きく、父親の影が薄い。
- 兄は卒業後、父親の会社のあとを継ぐことになっているが、兄弟三人の中で、一番影が薄い。
- 高校時代は影が薄くて、目立たない生徒だと言われていたものだが、成績は優秀だったのだよ。
- 彼女と比べれば、どんな女子でも影が薄くなるくらい、彼女の存在感はすごくて太陽みたいなんだ。
- お見舞いに行った時、病室にいる彼の影が薄くなって見えたので、私は内心、心配になった。
また、元気がないように見える場合にも使うんだ。