【慣用句】
顔を潰す
【読み方】
かおをつぶす
【意味】
面目を失わせる。名誉を傷つける。
【語源・由来】
「顔」は対面、面目、名誉の意味であることから。
【スポンサーリンク】
「顔を潰す」の使い方

健太くん。あなたが、私の友人を紹介してほしいって言うから、彼女に無理に頼みこんで、約束した場所で三時間も待っていたのに来ないなんて、私の顔を潰すつもりなの?

ええ?昨日だったっけ?ああー、僕は今日だと思っていたよ。

ちゃんと忘れないようにメモをしときなさいよ。

ともこちゃんも、お友達も本当にごめんなさーい。
「顔を潰す」の例文
- こんなことでお得意様の顔を潰すわけにはいかない。
- こんな些細なことで彼女とケンカ別れしたら、彼女を紹介してくれた部長の顔を潰すことになる。
- 先輩の顔を潰すような新しい企画を提案しようものなら、その内容がいかに優れていても、バッシングされるだろう。
- 外部の人の目をおもんばかって、部外者がいるときは、仲間の顔を潰すようなことは言わないことにしている。
- 天下を握りかけていた秀吉は一度顔を潰されたとなると、北條氏に決して容赦することはなかった。