「間一髪」の意味(類義語)
【慣用句】
間一髪
「間一発」と書くのは間違いなので注意
【読み方】
かんいっぱつ
【意味】
髪の毛一本の隙間の意味で、ほんのわずかなところで、ということ。
「間一髪」という表現は、非常に緊急で危険な事態が一瞬のうちに迫ってきた状態、つまり、ギリギリのところでの事態を示しているんだよ。
つまり、「ギリギリセーフ」みたいな状態を言うんやな。
ピンチが目の前まで来て、もうちょっと遅かったらやばかった、って感じやな。
【類義語】
・危機一髪
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「間一髪」の解説
カンタン!解説
「間一髪」っていう表現は、ギリギリのところ、本当に危ない状況を表すんだよ。
「一髪」は、文字通り髪の毛一本を意味していて、これがとっても細くて、とても短いことから、ほんの少しのことを示すんだ。だから、「間一髪」とは、本当にほんの少しの差で、大事なことが決まる、そんな状況を表すんだよ。
例えば、大きな事故になる寸前で、ギリギリで避けることができた時とか、試験の結果がほんの少しの点数で合格した時とかに、「間一髪」って表現を使うことができるんだよ。
つまり、「間一髪」っていうのは、ピンチの状況や、命がけの状況、本当にギリギリのところで何かが決まる状況を表す言葉なんだね。
「間一髪」の使い方
今日、航空管制塔の指示の間違いが原因で、飛行機同士が異常接近してしまったんだけど、間一髪で助かったそうだよ。
うわあ。怖い話ね。そういう話を聞くと、飛行機に乗ることが怖くなるわね。
そうだね。あんな高度から脱出しようがないもんね。
航空管制官という仕事は、多くの人の命を預かっているという意識を持って、一瞬の油断もできない大変な仕事よね。
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「間一髪」の例文
- 間一髪で、洞窟に逃れることができた我々は、雪崩に飲み込まれずにすんだのだった。
- 玄関に入ったとたん、バケツをひっくり返したような雨が降ってきたので、間一髪だったと、ほっと息をついた。
- 間一髪でエレベーターに乗ることができたので、時間通りに到着することができた。
- 犯人が海外へ逃亡しようとしているところを間一髪で逮捕することができた。
- 彼女の上に倒れようとしていた棚を間一髪で彼が支えて、彼女を助け出したのだった。