「顔から火が出る」の意味(語源由来・類義語)
【慣用句】
顔から火が出る
【読み方】
かおからひがでる
【意味】
とても恥ずかしくて顔が真っ赤になる様子。
例えば、先生の前で間違ったことを言っちゃったときとか、友達に秘密をバラしちゃったときとか、そういうときに使うんやな。
失敗すると、はずかしくて顔が真っ赤になるやろ。だから「顔から火が出る」っていうんや。
恥ずかしいときは、顔から火が出たように熱くなることから。
【類義語】
・顔を染める
・頬を染める
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「顔から火が出る」の解説
カンタン!解説
「顔から火が出る」という言葉は、人がすごく恥ずかしいときに使う言葉で、「顔」は「人間の面(つら)」や「顔面」のことを指すんだ。それが君が見るもの、つまり人の見た目や表情のことさ。そして、「火」は、炎や燃えているものを指すよ。
この「火」を使っているのは、火が真っ赤でとても熱いからなんだ。それを恥ずかしさで顔が真っ赤になる、つまり、恥ずかしいことが起きたときに顔が熱くなる様子に比べているんだ。
また、赤色は通常、「興奮」や「緊張」、または「燃える」を象徴する色とされているよ。それがこのことわざで使われているわけさ。だから、すごく恥ずかしいときには、顔が真っ赤になるほど興奮するというイメージがあるんだ。
言い換えれば、「顔から火が出る」とは、あなたがすごく恥ずかしいときに、顔が真っ赤になるような状況を表しているんだよ。これは、ある種の感情を表現するための言葉で、直訳すると意味が通じないかもしれないけど、その背景を理解すれば、もっと理解しやすくなるよ。
「顔から火が出る」の使い方
この前学校ですごく恥ずかしいことしてしまって、今思い出しても顔から火が出そう…。
ともこちゃんが恥ずかしいことするなんて珍しいね。一体どうしたの?
授業中に先生に質問するときに、思わず「お母さん!」って言っちゃったの…。教室のみんなも先生も大笑いで、本当に顔から火が出るかと思ったわ。
それは恥ずかしいけどかわいらしい失敗だね。あんまり気にしないで笑いにしちゃおうよ。
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「顔から火が出る」の例文
- 電車に駆け込み乗車してしまったら、周囲の乗客の視線が集中して顔から火が出る思いをした。
- 三者面談で先生がお母さんに僕の失敗話ばかりするものだから、顔から火が出そうだった。
- 顔から火が出そうだったけど、思い切って好きな人に挨拶したら笑顔で返してくれた。
- 発表会で大きな失敗をしてしまって顔から火が出そうな思いをした。
- 参観日の日、先生に怒られているところをお母さんに見られてしまい、顔から火が出そうだったと怒られた。
【注意!】間違った例文
「まちがえて辛口のカレーを食べてしまったら、顔から火が出るくらい、とても辛かった。」
この使い方は間違い。辛いときには「口から火が出る」を使う。
これはただの表現で、人がすごーく恥ずかしくなったときに使われるんだ。