「方が付く」の意味
【慣用句】
方が付く
「片が付く」とも書く。
【読み方】
かたがつく
【意味】
ものごとの処理が終わる。決まりがつく。「方」は、物事の方向。
つまり、「全部終わって片付けられる」みたいな感じやな。
あらゆるもんが決まって、もうこれ以上何も考えることなんてない状態ってことやね。
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「方が付く」の解説
カンタン!解説
「方が付く」っていう表現はね、何か問題があったり、状況が未解決だったものが、ちゃんと解決して、決着がつくことを言うんだよ。
例えば、友だちと何か意見が合わずにケンカになったとき、それが仲直りして全てが元通りになったら、「ケンカの方が付いた」と言えるんだ。
「方」はこの場合、「物事の方向」や「解決への道」を指し、「付く」はその道が確定する、つまり「解決する」って意味なんだ。だから、「方が付く」っていうのは、問題や状況がちゃんと解決されて、結果が出るっていうことを意味するんだよ。
「方が付く」の使い方
あの事件の犯人らしき人が自首して、事件は方が付いたそうだよ。
へえ。何か、確固たる証拠はあったのかしら。
決め手となる証拠はなかったそうだよ。自首した人が、もともと疑われていて、自首した理由が他にないからなんだそうだよ。
へえ。そんなことで方が付いていいのかしらね。
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「方が付く」の例文
- 兄弟げんかをするのは勝手だけど、食事が始まる前に方が付くようにしておいてちょうだいね。
- 今回の対戦相手は、格下の選手だから、一瞬で方が付くだろうと予想された。
- 目的地にたどり着くまでが、ものすごい時間がかかるんだけど、用件自体はすぐに方が付くことなんだ。
- 父は、怒鳴れば片が付くと思い込んでいる節があるが、時代にそぐわないし、間違っていると思う。
- この一件の片が付くまでの間、僕は君を守るために、君から目を離さないようにするよ。
- ともこちゃんに手伝ってもらったおかげで、問題の一つは方が付いたが、後三つの問題が残っている。
つまり、事が成り行きに従って、すべてが整理され、結論が出たという意味なんだ。