「舵を取る」の意味(語源由来)
【慣用句】
舵を取る
【読み方】
かじをとる
【意味】
物事がうまく進行するように誘導すること。
「舵を取る」という表現は、物事が誤った方向に進まないように、正しい進行方向を導く、つまり、リードするという意味があるんだよ。
つまり、これは船の舵を思い浮かべるとわかりやすいな。舵を握る人がいて、その人がちゃんと船を正しい方向へ導いていくんやな。
物事が上手くいくように、みんなをまとめて、正しい方向に進む役割を果たす人のことを指してるんやね。
【語源由来】
舵を操作して船を進める意味から。
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「舵を取る」の解説
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カンタン!解説
「舵を取る」っていう表現はね、全体の流れをうまくまとめて、物事をスムーズに進めることを言うんだよ。
この言葉は、船が目指す方向に進むために、舵を操る様子からきているんだ。例えばね、サッカーチームでコーチが、試合の戦略を立てたり、選手たちをうまくまとめたりして、勝つための方向にチームを導くとき、それがまさに「舵を取る」ってことなんだよ。
だから、「舵を取る」っていうのは、グループやチームをまとめて、目指す方向に進むように導くことを指しているんだね。それが、物事がうまく行くための大切な役割となるんだよ。
「舵を取る」の使い方
あの百貨店は、店舗を減らすことで、経営改善を図るように舵を取ったらしいわよ。
へえ。じゃあ、近所にある店舗も閉店するのかな?
あそこは、売り上げが好調だから、閉店対象にはならないそうよ。
そうか。僕はあの店が好きだからよかったけれど、いつかは百貨店の時代が終わるのかな・・・。
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「舵を取る」の例文
- この学校のように新設校の若いチームには、うまく舵を取る監督が必要だから、誰か適任者を知らないか?
- 最終的に彼が、舵を取ってくれたおかげで、イベントは円滑に運んだものの、彼が居なかったら大変なことになっていただろう。
- 誰か舵を取って、彼の活力に方向を与えてやるものがいなくては、彼は何も達成できないだろう。
- 政治家とはすこし違うところで、明治前期の日本の舵を取っていた人たちがつどっていた会社があった。
- 稽古が始まっている状態で、舵を取るはずの演出家が降板するのは、かなりの痛手で、現場は混乱した。