【慣用句】
棚に上げる
【読み方】
たなにあげる
【意味】
不都合なことには触れないで、そのままにしておく。
【語源・由来】
棚に上げてしまっておくという意味から。
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「棚に上げる」の使い方

もう、あいつは勉強ばっかりやってるから、頭でっかちなんだ。

健太くん。何を怒っているの?

運動が大嫌いで、勉強と屁理屈を愛する友人のことで、腹が立っているんだ。

ああ。健太くんは運動が大好きで、勉強が嫌いで、彼と真逆なようで同じなのに、自分のことを棚に上げるのね。
「棚に上げる」の例文
- 彼は、自分のミスは棚に上げて、人のミスはどんなに些細なものでも許さない。
- 自分のことは棚に上げ、他人ばかり非難するのはよくない。
- なんと心慰められる想像か、あり得るかどうかの可能性を棚に上げてでも、私はその想像を信じたかったし、信じずには一歩も進めなかった。
- 彼女は、お金持ちだから苦労したことがなくわがままなのよと、彼女は言うが、彼女もお金持ちでわがままだから、自分を棚に上げてよく言えるなと心の中で思う。
- 彼は、自分のことを棚に上げる性格なので、終始、自分に甘く、他人に厳しい。