「軌道に乗る」の意味(語源由来)
【慣用句】
軌道に乗る
【読み方】
きどうにのる
【意味】
計画どおりに物事が順調に進む。
「軌道に乗る」という表現は、物事が計画通りに、順調に進行するようになる、という意味があるんだよ。
つまり、「計画通りに物事が進む」や「順調に物事が進行する」ってことやな。電車がレールの上をスムーズに走るように、ことがうまく進んでいく様子を表してるんやな。
これは、何かを始めたときや、困難を乗り越えたあとに使う言葉やな。
【語源由来】
「軌道」は汽車、電車の線路、レール。
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「軌道に乗る」の解説
カンタン!解説
「軌道に乗る」っていう表現は、何かが計画通りにうまく進んでいく、つまり、思った通りに物事が順調に進行するようになるという意味だよ。
「軌道」っていうのは、物事が進行する道筋、つまり、進むべき道のことだよ。「乗る」っていうのは、物事が順調に進む、つまり、計画がうまくいくという意味になるんだ。
たとえばね、最初は難しかった数学の勉強でも、コツをつかんで問題が解けるようになったり、始めたばかりの新しい仕事でも、最初の戸惑いを乗り越えてうまく業務がこなせるようになったときに、「軌道に乗った」って言うんだよ。
つまり、「軌道に乗る」っていうのは、物事が順調に進んでいく、うまくいく、計画通りに進むっていう意味を表しているんだね。
「軌道に乗る」の使い方
僕の兄さんは、研究者なんだけど、なんだかよくわからない細胞が分裂したとかで、ようやく研究が軌道に乗り始めたから、時間は買いたいほど足りないって言っていたよ。
へえ。すごいわね。医療技術の研究なのかしら?
そうみたいだね。結婚式をする時間すら惜しいって言って、いま、婚約者の女性に結婚式を延期してもらっているんだ。
うわあ、研究の成果が出るころまで、その彼女は待っていてくれるのかしら。
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「軌道に乗る」の例文
- 同時に二つのことをやるより、片方が軌道に乗ってからもう一方を始めたほうが良いと思う。
- 彼の店で作られた農具は信頼できるとの評判で、彼の事業は軌道に乗った。
- 新しく立ち上げた事業が、三年目にしてようやく軌道に乗りだした。
- 空手部が発足して約一年、部の活動が軌道に乗っていった背景には、ひとりのコーチの存在がある。
- 卒業生の論文が次々に評判となり、学校運営はようやく軌道に乗り、学生数も増加していった。