「気が付く」の意味
【慣用句】
気が付く
【読み方】
きがつく
【意味】
①そのことに注意がむく。考え付く。
②気を失っていた人が、意識を取り戻す。また、眠っていた人が目を覚ます。
③細かなところまで、注意が行き届く。
それか、ぶっ倒れてた人が元気になる、または、ちょっとしたことまで見落とさずに気がつくという感じやな。これは色んなところで使える表現やな。
「気が付く」の解説
「気が付く」っていう表現は、何かに気づく、つまり、何かについて考えが及ぶことだよ。または、頭がしっかりと働き始めて意識が回復することだったりするんだ。さらに、細かいところまで気をつけて、何かに注意を払うことも意味しているよ。
例えば、友達が新しい服を着ているのを見て、「あ、新しい服だね!気が付いたよ」って言うことができるよね。
また、病院で手術を受けて、麻酔から覚めたときにも、「あ、気が付いた」と言うことができるよ。
そして、テストで問題を解いているときに、解答のヒントが細かく書いてある場合、そのヒントに気づいた人は「あ、そのヒントに気が付いた!」って言うことができるよね。
ここで言う「気」っていうのは、「あれこれ考える心の動き」、「意識」、「何かをしようとする、または何かしたいと思う心の動き」を表しているんだよ。だから、「気が付く」っていうのは、自分の心が何かに向いて、それに気づく瞬間を表しているんだね。
「気が付く」の使い方
「気が付く」の例文
- 彼女は彼らに馬鹿にされたことに気が付いて、彼女の頬は真っ赤に染まり、ぷっくり膨れた。
- 病気による痛みに気が遠くなりながらも、彼は自分が幸福であることに気が付いた。
- 彼女を好きになって、恋をして、私は、自分の弱さに気が付きました。
- 今まで、こちら側が明るくて、あちらの部屋の電気が消されて暗かったので、そのガラス窓にも、その向こうの部屋の存在にも、気が付かなかったのである。
- 今頃、彼は、私の置手紙に気が付いて、大慌てでこちらに向かっているのではないだろうか。
また、気を失っていた人が意識を取り戻すことや、細かな点にまで気づくという意味でも使われるよ。