「騏驥も一躍に十歩すること能わず」の意味
【ことわざ】
騏驥も一躍に十歩すること能わず
【読み方】
ききもいちやくにじゅうほすることあたわず
【意味】
よく走るすぐれた馬でも、一回の跳躍で十歩の距離を進むことはできないということ。転じて、こつこつと努力することが大切だということ。
ああ、そやな!つまり、どんなにすごい能力や知識があっても、基礎からちゃんと勉強していかなあかんってことやね。
一歩一歩、しっかりと進めることが大事やな。いくら頭が良くても、飛ばして学ぶんじゃなく、基本からしっかりやっていかないといけへんってことや。
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「騏驥も一躍に十歩すること能わず」の解説
カンタン!解説
「騏驥も一躍に十歩すること能わず」っていうのは、どんなに速く走れる優れた馬でも、一回のジャンプで10歩分も進むことはできないっていうことなんだよ。つまり、一歩はちゃんと一歩として踏む必要があるってこと。
人間に関して言うと、たとえば賢い人でも、学ぶことや新しいことを始めるとき、一から十まで飛ばして学べるわけじゃないんだ。ちゃんと1、2、3…と順番に学んで、進んでいく必要があるんだよ。
簡単に言うと、どんなに頭がいい人や才能がある人でも、新しいことを学ぶ時は、基本からしっかりと学んでいかないとダメってこと。焦らず、一つ一つのステップを大切にして、しっかり学んでいくことが大事なんだね。
「騏驥も一躍に十歩すること能わず」の使い方
今回のテストでは、テレビゲームを我慢して、相当がんばったつもりだったんだけどなあ。
またひどい点数だったの?
そうなんだ。僕は勉強をしてもだめなのかもしれない。
騏驥も一躍に十歩すること能わずっていうじゃないの。今回だけがんばっても結果はついてこないわ。こつこつがんばれば、必ず結果はでるわよ。
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「騏驥も一躍に十歩すること能わず」の例文
- 一気に40kgダイエットしようと思っても難しい、騏驥も一躍に十歩すること能わず、少しずつ健康的に体重を減らしていこう。
- 急に売り上げを上げようとしても騏驥も一躍に十歩すること能わずで、毎日の経営努力がいずれ利益につながります。
- 騏驥も一躍に十歩すること能わず、これからこつこつ努力を積んで、最後には合格をつかんで一緒に笑おうじゃないか。
- 急に上手になれないよ、騏驥も一躍に十歩すること能わず、あきらめず練習を続けようね。
- 道を極めるのに近道なんてないよ、騏驥も一躍に十歩すること能わず、日々の努力を積み重ねるしかないよ。
これは、どれだけ賢い人であっても、学問や何かを学ぶときは順番通り、一つ一つ丁寧に進めなければならないということを教えてくれる言葉だよ。