「気もそぞろ」の意味
【慣用句】
気もそぞろ
【読み方】
きもそぞろ
【意味】
違うことに気持ちが向いていて、集中できないようす。「そぞろ」は、なんとなくそわそわして落ち着かない様子。
「気もそぞろ」という表現は、他のことに心が引きずられて、自分の心が落ち着かない状態を指すんだよ。
つまり、「他のことで頭がいっぱいで、落ち着かへん」って状態やな。何かに集中したいのに、他のことが気になってそわそわすることやな。これ、みんな経験あるやろうな。
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「気もそぞろ」の解説
カンタン!解説
「気もそぞろ」という言葉は、何かが気になって集中できない、気持ちが落ち着かない状態を指すんだよ。
たとえば、明日の遠足が楽しみすぎて、今日の宿題が手につかない時、そんな時に使うんだ。「気」はここでは「心の感じること」を指していて、「そぞろ」は、「うろうろ」や「そわそわ」といった意味があるんだよ。
だから、「気もそぞろ」っていうときは、「心がぐるぐるして、落ち着かない状態」っていう意味になるんだね。
「気もそぞろ」の使い方
健太くん。なんだか気もそぞろね。何か気になっているの?
うん。もうすぐ、駅前の商店街に、僕が大好きなアイドルグループが、テレビ撮影に来る時間なんだ。朝からそのことが気になって、何をしていても気もそぞろになってしまうんだ。
へえ。それは私も気になるわ。
そうでしょう?先生に、テレビ番組を作る仕事をしている人たちを見学するために校外学習にしませんかって頼んでみようかなあ。
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「気もそぞろ」の例文
- 普段から歩き慣れているような道でも、気もそぞろで歩いていたら事故にあうこともありますから、よく注意してください。
- 明日からの家族旅行に気もそぞろで、どうしても宿題に身が入らない。
- 帰って来た息子に声を掛けたのだが、生返事で、どこか気もそぞろな様子だったのだが、何かあったのだろうか。
- 研究で煮詰まっていたので、友人と食事に行ったのだが、突然、とても素晴らしいひらめきが僕の頭に浮かび、それが気になってその後の食事は気もそぞろだった。
- 彼は、気もそぞろといった様子で、一つの所に一分と座ってもいられないようだった。
- お年玉を手にした子供たちは、昨日からおもちゃ屋に行きたくて気もそぞろだったのだが、昨日はデパートが休みだったのだ。