「木の実は木の本」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
木の実は木の本
【読み方】
きのみはきのもと
【意味】
物事はすべてそのもとに帰るものだということ。
「木の実は木の本」ということわざは、果物が自分が生まれた木の近くに落ちるという自然の法則を、物事がその起源や元に戻るという意味で使われるんだ。
なるほどぉ、つまり、どんなに遠くに行こうとも、最終的には元の場所に戻ってくるってことやね。
何事も元の場所や、始まりのところに帰るんやな。それは、ちょっと深いなぁ。
【語源・由来】
木の実は、その木の根元に落ちることから。
【類義語】
・木の根は本
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「木の実は木の本」の解説
カンタン!解説
「木の実は木の本」という言葉は、物事や出来事は最終的にその起源や元の場所に戻る、という意味のたとえだよ。
考え方としては、果物や木の実は、熟れたり重くなったりすると、その木から落ちるんだけど、基本的にはその木の直下に落ちることが多いよね。
だから、このことわざは、どんなに遠くに行ったり、どんなに変わったとしても、物事は最終的にはその元に戻る、という意味で使われるんだ。
例えば、家を離れて長い間旅をしても、最終的には故郷に帰りたくなる、とか、様々な経験をしても、元の自分を忘れずに行動する、などの場面でこのことわざを使うことができるよ。
「木の実は木の本」の使い方
木の実は木の本っていうのに、アスファルトのせいでかえれないね。
本来土のままであればうまく機能していた地球の循環機能が働かなくなってしまったわね。
アスファルトをはがす?
気温が2度くらい下がりそうね。
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「木の実は木の本」の例文
- 木の実は木の本というように、貴賤を問わず人間は土にかえる。
- きっと健太くんは生まれ育った日本に帰ってくる。木の実は木の本という。
- 人間がプラスチックを作ったばかりに自然にかえらない。木の実は木の本に反する。
- 木の実は木の本というから、環境が悪化してほかの星に移住することになっても地球人は地球から離れることはできないだろう。
- 木の実は木の本にかえるように、万物はもとあった場所にかえっていく。