「琴瑟相和す」の意味(類義語)

琴瑟相和す
【読み方】
きんしつあいわす
【意味】
琴と瑟とを一緒に弾じ、その音がよく合う。転じて、夫婦仲が極めてむつまじいことのたとえ。


どちらか一方だけが頑張ってるんじゃなくて、お互いに協力して、いい関係を築いてるってことやね。まるで、二つの楽器が一緒に美しい音楽を奏でてるみたいやな。
【類義語】
・琴瑟調和
・琴瑟之調
「琴瑟相和す」の解説
「琴瑟相和す」っていうことわざは、人同士の関係、特に夫婦の関係がすごく仲良しで、気が合っていることを表すんだよ。
ここでの「琴」っていうのは小さな琴のことを指し、「瑟」っていうのは大きな琴のことなんだ。この二つの楽器は、普通一緒に演奏されるんだ。そして、その音はすごく合って、とても美しいハーモニーを作るんだよ。
だから、このことわざは、まるでこの二つの楽器が合奏してるみたいに、夫婦や友達同士がすごく仲良く、互いに協力して、とても良い関係を築いていることを言っているんだよ。
つまり、夫婦や友達が仲良くて、お互いに信頼し合っている関係を持つことが、とても大切だっていうことを伝えているんだね。
「琴瑟相和す」の使い方




「琴瑟相和す」の例文
- これから、この若いお二人は、才子佳人にふさわしく琴瑟相和して、すばらしい家庭を築いてくれるものと確信しております。
- 金婚式を迎えた祖父母は、琴瑟相和す仲である。
- 私たち夫婦はけんかばかりして、琴瑟相和すという言葉とは程遠い結婚生活でした。
- 僕は、仕事で帰りが遅くて、妻とあまり言葉を交わすことが無く、琴瑟相和すとは言えない夫婦だった。
- 女優と俳優が演じた琴瑟相和す夫婦がとても多くの人の印象に残った映画だったが、現実でも交際していたので演技ではなかったようだ。
- 琴瑟相和す息子夫婦と、三人の孫に囲まれて、僕は幸せな老後を送っている。
「琴瑟相和す」の文学作品などの用例
しかし、孔明とその新妻とは、実にぴったりしていた。相性というか、琴瑟相和してという文字どおり仲がよい。(吉川英治の三国志より)
























このことわざは、人々の関係の調和と絆の深さを強調するものなんだ。