「麒麟の躓き」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
麒麟の躓き
「麒驥の躓き」ともいう。
【読み方】きりんのつまずき
【意味】
才能ある人でも失敗や間違いがあるということ。
「麒麟」は、一日に千里を走るという駿馬。転じて、俊才の意。
「麒麟の躓き」という表現は、どれだけ優れた才能や能力がある人でも、ときどき失敗やミスをすることがある、という意味を持つんだよ。
ああ、それはつまり、どんなにすごい人でも、ときどきミスすることもあるってことやな。
まあ、人間誰しも完璧ちゃうから、失敗はしゃあないってことやろ。麒麟も足をつまずくときがあるってわけやな。
【語源・由来】
一日に千里を走る名馬でもつまずくことがあるということ。
【類義語】
・竜馬の躓き
・猿も木から落ちる
・弘法にも筆の誤り
・河童の川流れ
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「麒麟の躓き」の解説
カンタン!解説
「麒麟の躓き」っていう言葉は、どんなにすごい才能を持っている人でも、たまには失敗することがあるよ、っていう意味なんだよ。考えてみて、一日にとっても遠くまで走れるすごい馬でも、時々つまずくことがあるでしょ?それと同じことを言ってるんだ。
「騏驥の躓き」とも言うんだよ。この「麒麟」って言葉は、もともとはとっても速く走れる馬を表していたんだけど、時間がたつと「すごい才能を持った人」っていう意味にも使われるようになったんだ。
要するに、どれだけ優れた人でも、完璧じゃないってことを教えてくれる言葉なんだよ。みんな、たまには間違いをするものだから、大切なのはその後どう立ち直るか、ってことだね。
「麒麟の躓き」の使い方
まさかバトンを落とすとはね。
麒麟の躓きね。
オリンピックのリレー選手でもバトンミスがあるんだね。
人間だからね。
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「麒麟の躓き」の例文
- 日本の天才集団JAXAでもロケットの打ち上げに失敗した。まさに麒麟の躓きだ。
- IQ180のともこちゃんが計算ミスをするなんて麒麟の躓きだな。相当疲れているんだろう。
- 猿も木から落ちるし、弘法にも筆の誤りがある。麒麟の躓きだからその程度のミスは想定内だ。
- 麒麟の躓きともいうから、失敗はゼロにはできないさ。
- 発明家のエジソンだって奥さんの名前と顔を忘れて大激怒されたんだ。麒麟の躓きというが、人間だれしもミスをするものだ。