「気を吐く」の意味
【慣用句】
気を吐く
【読み方】
きをはく
【意味】
意気込みを示す。威勢のよいことを示す。
つまり、「元気に意気揚々と行動する」ってことやな。自分の力を見せつけて、バリバリと活動することやな。
これは、自信があることが大切やけど、周りの人への配慮も忘れへんようにしたいところやな。
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「気を吐く」の解説
カンタン!解説
「気を吐く」っていう言葉は、元気いっぱいのことを自慢げに言うとか、パワー全開の様子を見せるとかいう意味なんだよ。
「気」っていうのは「気持ち」や「感情」、「吐く」っていうのは、「話す」や「言葉にする」という意味だよ。
たとえば、サッカーの試合の前に、「絶対に勝つぞ!」って胸を張って言うとか、新しいプロジェクトを始める前に、「これを成功させるために全力で頑張るぞ!」って大声で宣言するとか、そういう風に元気いっぱいで、意気揚々とした様子を見せることを「気を吐く」っていうんだよ。
「気を吐く」の使い方
あそこの足袋屋さんは、同業者がどんどん廃業していく中で、一人気を吐いているね。
他の会社にはない繊維の特許を持っているらしいわよ。
へえ。その繊維は足袋以外にも使えるの?
そうなのよ。幅広く使える丈夫で柔軟な素材らしくて、いろんな繊維メーカーから注文が来るから衰退産業なのに気を吐いているらしいわ。
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「気を吐く」の例文
- 店長は、自分が本社に戻るために業績を上げようと大いに気を吐いた。
- 今回の大会では、多くの選手が不振のなかで、健太くんは大活躍で、一人気を吐いた。
- 彼は作家として、百二十編あまりの作品を書き、有名な賞を受賞しているが、映画にも手を出していて映画界でも気を吐いているようだ。
- 三人いる息子のうち二人は、姉にまったく頭が上がらないし、私も妻には頭が上がらないが、うちの男どもの中では、一人末息子が気を吐いてますよ。
- 大多数の国民は、貧困のどん底にあえいでいたなかにあって、一人万丈の気を吐いていたのは、あの会社だった。
自分の力を全開に発揮し、前向きな姿勢をアピールすることを表しているんだ。