「気を失う」の意味
【慣用句】
気を失う
【読み方】
きをうしなう
【意味】
意識を失う。気絶する。
意欲を失う。気落ちする。
つまり、「意識を失う」または「元気がなくなる」ってことやな。肉体的にも精神的にも、元気をなくすことを表す言葉やな。
これは、身体も心も大事にしなあかんということを教えてくれる表現やな。
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「気を失う」の解説
カンタン!解説
「気を失う」っていう表現は、一般的には、「意識を失う」という意味で使われるよ。たとえば、怪我や病気、過労などによって、一時的に自分の意識がなくなってしまうことを指すよ。
でも、「気を失う」は、「意欲を失う」、「やる気を失う」という意味でも使われるんだ。これは、何かに対する熱意ややる気がなくなるという状況を表すよ。例えば、自分が一生懸命頑張ってきたことが上手く行かなかったときや、何かが自分の計画通りに進まなかったときなどに、元気がなくなったり、やる気をなくすような状態を表すんだ。
「失う」は、元々持っていたものや状態がなくなるという意味で、この場合では元々あった「意識」や「意欲」がなくなる、つまり「普通の状態でなくなる」「安定した状態でなくなる」という意味を含んでいるんだよ。
「気を失う」の使い方
何度テストを受けても、良い点数が取れないから、勉強する気を失うんだよね。
それは、勉強しないでテストを受けるからでしょう?
うっ。そうなんだけど。たまたま勘が当たって、良い点数が取れたら、やる気が出て勉強を頑張れると思うんだよね。
勉強はそんなに甘いものではございません。
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「気を失う」の例文
- その事件の現場は人の多い場所だったが、その場に居た全員が気を失っていたので、誰も目撃していないのと全く同じだった。
- 人は自分の声を毎日聞いていても、本当の声をよく知らないもので、私も録音した自分の声を聴いて「これが私の声か」とびっくりして以来、自分の出ているテレビを積極的に見る気を失ってしまった。
- どんなに頑張っても、あの天才的な選手にはかなわないと悟った時、僕は水泳を続ける気を失ってしまった。
- 溺れている人を見つけて助けたが、気を失っていたのが幸いして水は飲んでいないようだが、目を覚まさない。
- 彼と僕は捕らわれの身となっているのだが、彼のほうは敵を安心させるために、一生懸命気を失ったふりをしていた。
もう一つは、何らかの原因で意欲を失ったり、気力がなくなることを指すんだ。