「首になる」の意味(類義語・対義語)
【慣用句】
首になる
【読み方】
くびになる
【意味】
打ち首になるの意味から、勤めなどを辞めさせられる。
「首になる」という表現は、仕事を解雇される、つまり仕事を失うという意味があるんだよ。
つまり、仕事をクビになるってことやな。
ボスに「もう来なくていいよ」と言われて、会社から出て行かなあかん状況を表すんやな。これはちょっとつらい表現やな。
【類義語】
首が飛ぶ
【対義語】
首が繋がる
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「首になる」の解説
カンタン!解説
「首になる」っていうのはね、職場から「もうここで働くことはできないよ」と言われて、解雇されることを言うんだよ。
ちょっと怖い話だけど、昔は「打ち首」という刑罰があって、それはつまり、その人の首を切り落として命を奪うという意味だったんだよね。その表現が時間と共に変わって、「職を失う」という意味の「首になる」になったんだよ。
それともう一つ、人形浄瑠璃っていう日本の伝統的な演劇があってね、その芝居が終わると、役者が人形の首をはずすんだ。それが転じて、仕事を終える、自分の職を失うという意味で使われるようになったんだよ。
だから、「首になる」って言うときは、もうその職場で働くことができなくなったということを表しているんだよね。
「首になる」の使い方
先生に、健太はだらしがないから、学級委員長をやって、心を入れ替えてみてはどうだって言われたんだ。僕は断ったのに、先生が、無理やり僕を学級委員長にしたんだ。
へえ。健太くんがねえ。それで、ちゃんと任務は遂行できているの?
それが、やっぱりだらしなくて、クラスのみんなからの苦情が絶えなかったから、学級委員長を首になったんだよ。
首にさせられた割にはうれしそうね。
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「首になる」の例文
- その取引の失敗で、会社に多大な損失を与えた責任で、首になった。
- 売り上げが低迷して、その店舗の閉鎖が決まり、従業員は全員首になる予定だ。
- 社長と意見が合わなくて喧嘩になり首になった彼は、今、自分の会社を立ち上げ、社長として成功して幸せそうにしている。
- 彼は、社長の息子なので、首になる心配がないからなのか、のびのびと自由に仕事をしている。
- 僕の管理のずさんさが原因で、店で食中毒を出してしまったので、当然のことながら首になった。