「首を縦に振る」の意味(類義語・対義語)
【慣用句】
首を縦に振る
【読み方】
くびをたてにふる
【意味】
首を縦に振ってうなずくことから、承知する、賛成する。
つまり、「うん、それでいいよ」とか、「そうしよう」と、肯定的な気持ちを示すときに使うんやな。
何か提案されたときに、「それでオッケー!」って思ったら、頭を上下に振って示すわけや。シンプルでわかりやすい表現やな。
【類義語】
頭を縦に振る
【対義語】
首を横に振る
頭を横に振る
頭を振る(かぶりをふる)
【スポンサーリンク】
「首を縦に振る」の解説
カンタン!解説
「首を縦に振る」は、何かに同意したり、肯定したりするときに使う表現だね。これは、私たちが「はい」や「了解した」などという意味を伝えるために、実際に頭を上下に動かす(うなずく)動作から来ているんだ。
例えば、クラスで先生が「宿題を理解できたか?」と聞いてきたとき、もし君が理解できたなら、「首を縦に振る」ことで、「はい、わかりました」という意味を示せるよ。
だから、「首を縦に振る」は、賛成したり、同意したり、承認したりするときに使う便利な表現なんだね。
「首を縦に振る」の使い方
健太くん。女の子に告白されたのに首を縦に振らなかったんですって?
噂が広まるのは早いねえ。もう知っているの?
相手は可愛い子じゃないの。何がだめだったの?
誰でもいいわけじゃないんだ。僕が好きになった子じゃないと、首を縦に振ることはできないよ。
【スポンサーリンク】
「首を縦に振る」の例文
- 渋々という感じだったが、彼が首を縦に振ったことによって交渉は成立したのだった。
- 難しい条件の契約だ。相手は簡単には首を縦に降らないだろう。
- 命令すれば何でもするはずだと思うが、それでも首を縦に振らないようであれば、脅しとか、より効果的な手段に出ればいい。
- 彼は僕の問いかけに、首振り人形のように、コクコクと首を縦に振り続けた。
- ほかならぬ君からの頼みとあっては、首を縦に振るしかないだろうし、それを知っていて僕に頼みに来たんでしょう。
- この海は遠くまで行くと急に深くなる上に、流れが急になるから、あの旗がある所から遠くに泳いでいってはいけないよと言い聞かせると子供たちは、真剣な顔で首を縦に振ってうなずいた。
頭を上下に動かすことで、相手の言うことに同意したり、承認したりする意味を持つんだ。