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【空を切る】の意味と使い方や例文(慣用句)

「空を切る」の意味

意味

【慣用句】
空を切る

【読み方】
くうをきる

【意味】
何もない空間を切るということで、手ごたえがない。

ことわざ博士
「空を切る」っていう表現は、物体が空中をぱっと横切る様子を表すんだよ。

あるいは、目指していたものを見逃してしまう、つまり空振りする、手ごたえがないという意味合いもあるんだよ。

助手ねこ
つまり、「ピューンとすごいスピードで空を駆け抜ける」ってことやな。

または、「目指してたものを取りこぼす」みたいな意味もあるんやな。ボールを打とうとしても、空振りするってこと。つまり、うまくいかないこともあるんやって教えてくれてるんやな。

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「空を切る」の解説

カンタン!解説
解説

「空を切る」っていう表現は、何かを速く動かして空中を通り抜けることを意味するけど、それだけじゃなくて、何かを目指して行動したけど、うまくいかなくて失敗することも表すんだよ。

例えば、野球でボールを打とうとしたけど、ボールにバットが当たらず、空振りした、とか、誰かに話しかけようと思ったけど、その人が気づかなかった、といった感じに使うことができるんだ。

だから、「空を切る」っていう表現は、目指した目標に手応えがなく、空しく感じる状況を表すんだよ。

「空」は何もない空間、あるいは空中を指し、「切る」は刀で物を切るように素早く、力強く動くことを意味するよ。だから、「空を切る」っていう表現は、それぞれの状況によってちょっと意味が違うけど、基本的には何かが素早く動く様子、あるいは目標を外す様子を表しているんだよ。

「空を切る」の使い方

健太
昨日の試合では、最後は、サヨナラ満塁ホームランで、僕はヒーローになるはずだったのに・・・。
ともこ
健太くんのバットは見事に空を切って、結局、空振りだったわね。
健太
バットにボールが当たったと思ったんだけどなあ。
ともこ
あの時の健太くんは、力み過ぎていたんだと思うわ。気楽にバットを振っていれば当たっていたかもね。
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「空を切る」の例文

例文
  1. さっきの一振りは空を切ったが、敵の心に恐怖を与えた点では効果があったようだった。
  2. 彼の拳は空を切り、代わりに、敵の拳が彼に命中して、ノックアウトされてしまった。
  3. ともこちゃんの腕をつかんでいたはずの右手は今、何もつかむことなく空を切っているのだが、何が起こったのか理解できなかった。
  4. 彼が振り上げた足は、空を切った後、思いっきり健太くんの頭上に振り下ろされた。
  5. 私が腕を伸ばしたと同時に、彼女はすばやくよけたので、私の腕は空を切ることになった。
  6. 彼女には、僕の動きがすべて予想できるらしく、僕の攻撃はさっきから空を切ってばかりいる。
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