「雲を掴む」の意味
【慣用句】
雲を掴む
【読み方】
くもをつかむ
【意味】
話が漠然としていてつかみどころがないさまのたとえ。
「雲を掴む」という表現は、物事が漠然としていて、とらえどころがない状況を描いているんだよ。
つまり、何かがふんわりとしてて、はっきりしない状況を言うんやな。それがどういうことかよく分からへん、っていう感じ。
まるで、手を伸ばしてもつかめへん雲みたいに、つかみどころがないってことやな。
【スポンサーリンク】
「雲を掴む」の解説
カンタン!解説
「雲を掴む」っていう表現は、何かを理解しようとするけど、それがあいまいで、はっきりとしなくて、どうしてもつかみきれない、っていう状況を表しているんだよ。
この表現は、空にある雲からきているんだ。雲って見ることはできるけど、手で掴もうと思ってもどうやっても掴めないよね。それと同じように、理解しようとしていることや問題が難しくて、どうしても理解できない、っていう時に「雲を掴む」という表現を使うんだよ。
例えば、「この数学の問題、どう考えても雲を掴むみたいで解けないよ…」っていう風に使うことができるね。これは、「この数学の問題は難しくて、どう考えても理解できない」という意味になるよ。
「雲を掴む」の使い方
ともこちゃんは、今日の社会科の授業の話、分かったの?
最初は、雲を掴むような話で、よく理解できなかったけど、だんだん話の流れが頭に入ってくるにつれて、憲法の象徴天皇ということはだいたい分かってきたわよ。
ともこちゃんでも、そうだったんだ。
天皇の退位が、一代限りが望ましいかどうかは難しい問題よね。
【スポンサーリンク】
「雲を掴む」の例文
- あの人の言うのは、雲を掴むような話だったが、ポイントが絞られてくるにつれて、だいだいのことが分かってきた。
- 彼は、そのうちどうにかなるだろうと言うけど、まるで雲を掴むような話で、心配になりませんか。
- 僕からすれば、とうとつで、雲を掴むような話なので、到底賛成できませんね。
- 自分をただ信じてくれと言うだけでは、あまりに雲を掴むような話だから、これ以上の説得は無理ですよ。
- それしか言えないというのであれば、雲を掴むような話でしかなく、全く見当がつかないですよ。