「苦にする」の意味
【慣用句】
苦にする
【読み方】
くにする
【意味】
非常に気に掛けて思い悩む。気にする。
「苦にする」という表現は、何かを非常に気に掛けて、心の中で深く思い悩むことを指すんだよ。
つまり、すごく気になって、心の中でめちゃくちゃ悩むってことやな。何かについて頭を抱えて、心配事になる、そんな状況を指すんやな。
これは、課題や問題に直面したときに使えそうな表現やな
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「苦にする」の解説
カンタン!解説
「苦にする」っていう表現は、何かをすごく気にして、それについて頭を悩ませるという意味だよ。
「苦」っていうのは、辛いことや困難なことを意味していて、「する」はそのことを自分自身に関係するものとして捉えるという意味だね。
たとえば、テストで悪い点を取ったり、友達と喧嘩をしたりしたときに、それをすごく気にして、自分がどうしたらよかったのか、どうすればいいのかってずっと考えて悩むことを「苦にする」って言うんだ。
「苦にする」の使い方
健太くんは、テストで20点以上を取ったことが無いけれども、成績が悪いことを苦にしないわよね。
うん。僕には空手があるからね。空手で惨敗したら苦にするだろうけどね。
なるほど。健太くんにはこれ!と決めた自分の進むべき道があるのね。少しうらやましいわ。
そう?優秀なともこちゃんにうらやましがられるほどでもないよ。
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「苦にする」の例文
- 彼は、あまり売れていない作家なのだが、書くことがあまりに楽しくて、作家として著名でないことを、あまり苦にしてはいないらしい。
- 病気を苦にして、毎日眠れない。
- 昔の人なら、こんな距離を歩くなんて苦にしなかっただろうに、人間はどんどん弱くなっていくなあ。
- 君は島に転勤になることを、苦にしていないようだが、どうしてなんだ?
- 母からはただ病気を苦にして父が自殺して死んだと聞かされたきりであったが、母は恐らく自殺の真相を知っていたに違いない。
- 彼は、お金のないことを苦にしている素振りは全く見せず、むしろそんな生活を楽しんでいるようだった。