「口が軽い」の意味とは?
【慣用句】
口が軽い
【読み方】
くちがかるい
【意味】
おしゃべりだ。いってはならないことまでべらべらしゃべる。
「口が軽い」っていう表現は、「おしゃべりで、秘密をすぐに喋っちゃう人」を指すんだ。だから、口が軽い人には、大切な秘密は教えない方が良いんだよ。
それに、言ってはいけないことまで、ついつい話しちゃう性質の人にも使うんだよ。だから、自分の言葉には気をつけてね!
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「口が軽い」の語源由来
由来を簡単に説明!
この表現は、物理的に口が軽いという意味ではなく、比喩的な表現なんだ。実際には、人の口が重たいか軽いかを測ることはできないよね。
「口が軽い」という表現は、口から出る言葉が軽い、つまり、すぐに何でも話してしまうという意味だよ。「軽い」は、「軽率」という意味でも使われ、計画や考えが足りない、すぐに行動してしまうという意味もあるんだ。これが「口が軽い」と言う表現の背景にある考え方だね。
それに対して、「口が重い」という表現もあるよ。これは、なかなか話さない、秘密をよく守るという意味になるよ。
だから、「口が軽い」っていうのは、言葉をすぐに話す、秘密を守るのが下手な人を指す表現なんだね。大切なことを話す時は、相手が「口が軽い人」か「口が重い人」かを見極めるのも大切だよ。
「口が軽い」の使い方
健太くん。先生に聞いたんだけど、昨日のテスト50点以下ばっかりだったんですって?勉強をさぼり過ぎたんじゃないの?空手禁止令を出そうかっていってたわよ。
先生は口が軽いなあ。100点の人の名前だけいえばいいのに。こまるよなあ。
私は、先生が口が軽くても大丈夫よ。全部95点以上だったの~。
ともこちゃん、さすがです。
「口が軽い」の例文
- 健太くんは口が軽いので、相談をもちかけると次の日には学校中に広まっている。
- 口が軽い人に話す時は注意しないと最後に困るのは自分だ。
- 先生は口が軽いので、僕の志望校を友人にばらしてしまった。
- 誰にもいってはいけないといわれると余計に話したくなる僕は、口が軽い。
- 秘密基地だから誰にも言わないでねと約束したのに、口が軽い人だったので、彼の友人がたくさん基地を見にきた。