「口を極める」の意味
【慣用句】
口を極める
【読み方】
くちをきわめる
【意味】
これ以上ないというほどに言う。
「口を極める」という表現は、言葉を尽くして何度も言い表す、またはあらゆる方法で表現することを示すんだよ。
つまり、「言い切れる言葉全部を使って表現する」や「色んな言い方をして伝える」って意味やな。何とかして相手に伝えようと、あらゆる言葉や表現を使い尽くす状態を言うんやな。
この表現は、何とかして理解してもらいたいときや、色んな視点から説明しようとするときに使えるな。
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「口を極める」の解説
カンタン!解説
「口を極める」っていう表現はね、自分の持っている全ての言葉を使って、何とか伝えようとすること、または、あらゆる言い方をしてみることを意味しているんだよ。
例えばね、友達にすごく面白かった映画の内容を伝えたいとき、自分が知っている最高の言葉を使って、その映画の面白さを伝えようとするんだ。それを「口を極める」と言うんだよ。
「口」っていうのは、ここでは話すこと、話す力を表していて、「極める」は、この上ないこと、最高の状態を表すんだ。「口を極める」っていうのは、最高の話す力を使って、全力で何かを伝えようとすることを表しているんだね。
だから、「口を極める」っていう表現は、「全力で何かを伝えようとする」、「あらゆる言い方をしてみる」っていう意味になるんだよ。
「口を極める」の使い方
昨日、僕のおばあちゃんが、口を極めて、ともこちゃんのことを褒めていたんだよ。
ああ。そうなのよ。昨日、道で困っているおばあちゃんに会ったの。それで、助けてあげたら偶然、健太くんのおばあちゃんだったのよ。
僕のおばあちゃんを助けてくれてありがとう。昨日からずっと、ともこちゃんはすばらしい、今時、あんな奇特な子はいないって、その話ばかりしているんだ。
大したことはしていないのに、褒められすぎて恥ずかしいわ。
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「口を極める」の例文
- 先生は、生徒の一生懸命努力する姿を見て口を極めて称賛した。
- 世界記録に挑む彼のひたむきな姿勢を、口を極めてみんなが褒めている。
- 彼は、新入社員の失敗にも、口を極めて叱責するので、どんどん新人が辞めていく。
- 祝辞では、あまりよく知らない新郎新婦だったが、口を極めて褒めたたえたのだった。
- 社長の実の娘が、社長の強引な経営方針を口を極めて批判したせいで、お家騒動が勃発した。
- あの厳しい先生が、口を極めて絶賛したのだから、彼は、よほど才能があるに違いない。