「脚光を浴びる」の意味(語源由来)
【慣用句】
脚光を浴びる
【読み方】
きゃっこうをあびる
【意味】
舞台に立つこと。注目される存在になること。
「脚光を浴びる」という表現は、舞台に立つこと、または人々の注目の的になることを指すんだよ。
つまり、「みんなの注目を集める」ってことやな。大勢の人が見てる前で、スポットライトがギラギラ当たってるように、みんなから見られている状態を言うんやな。
みんなが「おお、あいつすごいな」って思うような瞬間やな。
【語源由来】
「脚光」は、舞台の床の前方に据えて、俳優を足元から照らす照明のこと。脚光を浴びるのはその場の中心となる役者で、観客の目は一斉にそこに注がれることから。
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「脚光を浴びる」の解説
カンタン!解説
「脚光を浴びる」っていう表現は、たくさんの人たちから注目される、という意味なんだよ。
「脚光」は、舞台の照明のことを指すんだ。「脚光」は英語で「footlights(フットライト)」と言い、舞台の前面、つまり床から俳優や歌手を照らすためのライトのことを指すんだよ。
だから、もともとは「脚光を浴びる」とは、文字通り舞台のライトに照らされて舞台に立つ、つまり公の場で演じることを言ったんだ。
そして、そのうちに、舞台に立つ俳優が注目を浴びることから、「脚光を浴びる」は広く世間から注目されることを意味するようになったんだよ。
だから、何かすごいことをしたり、注目の的になった時には、「脚光を浴びる」って言うんだね。
「脚光を浴びる」の使い方
健太くんが空手の大会で優勝してから、脚光を浴び始めているわね。
そうかな?僕なんて、まだまだ大したことないよ。
そんなこと言って、後輩からクッキーをもらって、にやけているのを見たわよ。
ええっ。見られていたの?
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「脚光を浴びる」の例文
- 彼の父親の発表した論文は、国境を超えて世界で脚光を浴びていた。
- 彼女にしてみれば、ここに引っ越して来て以来初めて、脚光を浴びた瞬間であり、みんなに注目されることを心地よく思った。
- 彼は、サッカー選手なのに、プレーではなく顔の美しさで脚光を浴びた。
- その土地は、世界遺産に登録されたことで、観光地として脚光を浴びた。
- 人が脚光を浴びた時、そのことを一番喜ぶのは、きっとどの家庭でも、本人ではなく両親だと思う。