「虚勢を張る」の意味
【慣用句】
虚勢を張る
【読み方】
きょせいをはる
【意味】
実力もないのに、あるように見せかけて、威張る。
「虚勢」は、見せかけの勢い、空威張り。
「虚勢を張る」という表現は、本当の実力がないのに、それがあるかのように見せかけて威張る状態を指すんだよ。
つまり、本当は力がないのに、「俺すごいで!」って見せびらかすことやな。
実は大したことないのに、大きなこと言っている状態を言うんやな。
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「虚勢を張る」の解説
カンタン!解説
「虚勢を張る」っていう表現は、本当は力がないのに、あたかも力があるかのように見せかけて、強気に振る舞うことを言うんだよ。
例えばね、学校でクラスメートに自分が何でもできると言ってみんなを驚かせるけど、実は全然そんなことなかったりするようなことだよ。それが「虚勢を張る」っていう状態なんだ。
「虚勢」というのは、本当の力ではなくて、表面だけの威張りや強がりのことを指しているんだ。そして、「張る」という言葉は、「大きく見せようとする」や「見た目を飾る」などの意味があるよ。
だから「虚勢を張る」とは、本当の力がないのに、見かけ上だけは力があるように見せること、つまり強がることを表しているんだよ。
「虚勢を張る」の使い方
健太くん。本当に手伝わなくて大丈夫なの?
う、うん。大丈夫だよ。こんな重いものを・・・、はあ、・・・女の子に、・・・手伝ってもらうわけにはいかないよ。一人で大丈夫だよ。
健太くん。虚勢を張らずに、困っているときは、正直に助けてって言えばいいじゃないの。
・・・ともこちゃん。半分持って助けてくれるかな?
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「虚勢を張る」の例文
- 父は自分の兄弟に対して必要以上に虚勢を張るから叔父たちが来たら、きっと父は虚勢を張った末にひっこみがつかなくなり、必ず癇癪を起こすだろう。
- 彼は、肝試しなんて平気と虚勢を張っているが、さてどうなるかな。
- ゆっくり腕を組む彼は、虚勢を張っているわけではないようで、証拠に冷や汗一つかいていないが、この余裕はどこから来るのだろうか。
- 彼は、彼の中の何か非常にもろいものを守るために、言葉や態度で虚勢を張っているのだ。
- 彼は、虚勢を張るように、ゆっくりと腕を組んで、それから胸を張った。
- 彼は、大丈夫だと言って虚勢を張っているが、実は彼の会社は、再建の見通しも立っていないらしい。