「興に乗る」の意味
【慣用句】
興に乗る
【読み方】
きょうにのる
【意味】
おもしろさを感じて何かをする。興に乗ずる。
「興に乗る」という表現は、何かが楽しくて心が浮かれ、その気分に乗じて何かをする、という意味があるんだよ。
つまり、「楽しいことに気分が高まって、そのまま何かアクションを起こす」ってことやな。ノリノリで盛り上がって、その流れで何か新しいことを始めるみたいな。
ほんまに、楽しいときってなんでもできそうに感じるもんなぁ。
【スポンサーリンク】
「興に乗る」の解説
カンタン!解説
「興に乗る」っていう表現は、何かがとっても楽しくて、その楽しさに夢中になって行動することを言うんだよ。
「興」っていうのは、楽しみや面白さのことを指すんだ。「乗る」はその楽しさや面白さに心が引き込まれて、その流れに任せて行動するという意味だよ。
例えばね、お友達と公園で遊んでいて、とっても楽しくて、その楽しさに乗じて、普段は怖くてやらないような高い滑り台にも挑戦してみた、っていう時に使うんだよ。
つまり、「興に乗る」っていうのは、「すごく楽しくて、その楽しさに乗っていろんなことをする」っていう意味なんだね。
「興に乗る」の使い方
昨日、お祭りで、父さんが興に乗って、マイク片手に歌を歌っていたから恥ずかしくて困ってしまったよ。
あら、良いじゃない。健太くんのお父さん、歌が上手なんでしょう?
でも、お酒を飲んで酔っ払っているから、少しはずれた調子の歌で恥ずかしかったよー。
まあまあ、誰もそんなことで健太くんをからかわないわよ。
【スポンサーリンク】
「興に乗る」の例文
- 音楽を聞くと、彼女は興に乗って、どこでも踊り始めるのだった。
- みんなで話をしていたら、詩の話で盛り上がり、興に乗って、即興の詩を発表した。
- 近所の人と世間話をしていたら、同じ歌手を好きなことが分かり、意気投合し、興に乗って道ばたでその人の歌を熱唱した。
- 家庭科の時間に、カレー用にジャガイモを切っていたのだが、興に乗って、誰が一番薄く、そしてたくさんジャガイモを切ることができるのか競争になった。
- マラソン大会で、走っているときに、なんだか楽しくなってきて、興に乗り、後半の道のりは後ろむきに走ってみた。