「目に余る」の意味とは(類義語)?
【慣用句】
目に余る
【読み方】
めにあまる
【意味】
あまりにひどいので、黙って見過ごすことが出来ないこと。
「目に余る」という表現は、状況や行為があまりにもひどいために、見ていて黙っていられない、または、物の量が非常に多いために、一目で全体を見渡すことができないという状態を指すんだ。
それはつまり、「あんまりひどいから、見てて黙ってられへん」か、「あんまりたくさんあって、一度に全部見れへん」っていうことやな。
そんなに度が過ぎているか、量が多すぎると、ちゃんと注意を払わなアカンっていう警告の言葉やな。
【類義語】
・言語に絶する
・度が過ぎる
・目も当てられない
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「目に余る」の語源由来・解説
【語源由来】
「〜に余る」というのは、許すことができるレベルをこえてしまうこと。目で見ることができるレベルをこえてしまうことから。数があまりにも多くて、一度にすべてを見ることができないという意味でも使われる。
由来を簡単に説明!
「目に余る」の「余る」という言葉は、通常の範囲や量を超えることを意味しているんだ。たとえば、水をコップに入れていっぱいになってから、さらに水を入れようとすると、水はコップから溢れ出るでしょう?それが「余る」っていう意味だよ。
そして、「目」は見ること、つまり視覚を表しているよね。だから、「目に余る」という表現は、見ることができる範囲や限界を超えることを指しているんだよ。
つまり、「目に余る」っていう表現は、普通の見る範囲や限界を超える物事や、ひどすぎて見ていられないような状況を表すんだ。たとえば、公園で大きな祭りがあって人がごった返しているときや、誰かが本当に酷いことをしたときに、「目に余る」っていう表現を使うことができるんだよ。
「目に余る」の使い方
健太くんの部屋はゴミだらけで、本当に目に余る汚さね。
ごめん、すぐに片付けるよ。
「目に余る」の例文
- ポイ捨てタバコをする人たちは目に余る。
- やんちゃな弟のいたずらは目に余る。さっきも僕は、大切にしているプラモデルの戦車をこわされた。
- 目に余るほど沢山の人達が会場に来てくれた。
- 大人になって目に余る振る舞いは恥ずかしくないかい?
【注意!】間違った例文
「服のボタンが取れて、探したけれど見つからない。ぼくの目に余るよ。」
この使い方は間違い。「目に余る」は、見つけることができないという意味では使わないので注意。