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【耳を劈く】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
耳を劈く

【読み方】
みみをつんざく

【意味】
鼓膜を激しく突き破られるように響く。「つんざく」は、「突き裂く」からできたことば。

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「耳を劈く」の使い方

ともこ
ぎゃー。ぎゃー。助けて。健太くーん。
健太
何?耳を劈くような悲鳴だね。どうしたの?
ともこ
虫が頭にくっついて離れないの。
健太
どこ?ああ、バッタじゃないか。そんなに耳を劈く悲鳴をあげるような悪い虫じゃないよ。ほらかわいいでしょう?

「耳を劈く」の例文

  1. 私が線路を横断しようとしたとき、目の前に黄色と黒の遮断機が下り、断続的な鐘の音が耳を劈き、しばらくしてから電車が轟音とともに通過しました。
  2. 演奏が終わると、歓声と拍手が耳を劈く中、彼女は微笑みながら優雅に立ち上がりました。
  3. 救急車の音が次第に大きくなり、耳を劈くほどになり、近所の家に止まりました。
  4. 耳を劈く雷鳴とともにこの部屋の扉が突然バタンと開き、一人の男が入ってきました。
  5. 観光客の楽しげな歓声を切り裂くようにして、耳を劈くような緊急避難警報が響き渡り、皆、慌てた様子になりました。