【ことわざ】
身も蓋も無い
【読み方】
みもふたもない
【意味】
言動があからさまで、風情がないこと。
また、率直すぎて話が続けられないこと。
【語源・由来】
「身(み)」とは、物を入れる器のこと。
身と蓋からなっている入れ物の、両方がなければ、どうしようもないということから。
【英語訳】
There is no apologetic room. It is frank. It is plain.
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「身も蓋も無い」の使い方
サッカーの練習をしていても、ちっともうまくならないから、試合にも出られない。
始めた頃よりは、ずっと上達していると思うから、練習を続けることが大切じゃないかしら。
いや、僕にはサッカーの才能なんてないから、もうやめることにするよ。
そう言ってしまっては、身も蓋も無いわね。
「身も蓋も無い」の例文
- 成績が悪いのだから、進学なんてできないだろうと先生に言われた。事実だが、そう言われては身も蓋も無い。
- 思いを寄せる相手に気持ちを伝えたけれど、存在を知らなかったと言われてしまっては、身も蓋も無い。
- 旅行をしたいというので、希望の行き先と予算を聞いたところ、資金がないと言われてしまっては身も蓋も無い。
- 結婚する気はないなんて、身も蓋も無いことを言わないで、まずは会ってみるだけでもと、お見合いを勧められた。
- 身も蓋も無いことを言うなと言われても、それが事実なのだから他に言いようない。