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【胸三寸に納める】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
胸三寸に納める

【読み方】
むねさんずんにおさめる

【意味】
誰にも言わないで、自分の心の中にしまっておく。「胸三寸」は胸の中、心の中の意味。

【類義語】
・胸三寸にたたむ
・胸に納める

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「胸三寸に納める」の使い方

健太
ともこちゃんは、丸く収めるために、何でも胸三寸に納めてしまうよね。ストレスがたまらないの?
ともこ
大丈夫よ。私には、ストレスを発散させてくれる健太くんがいるから、平気よ。
健太
ええっ。そんなあ。僕でストレス発散していたの?ひどいよー。
ともこ
あはは。冗談よ。

「胸三寸に納める」の例文

  1. 彼には言い返したいことが山ほどあったのだが、言い返すと屁理屈で返され、面倒くさくなりそうだったので、胸三寸に納めることにしたのだった。
  2. 生徒の今回のいたずらは、悪意があってやったことではないとわかっているので、校長先生には報告せずに胸三寸に納めることにした。
  3. 万引きをした少年を見つけたのだが、いじめっ子にやらされていたようだったので、警察には報告せず胸三寸に納めるから、代わりに、二度としてはいけないという約束を交わした。
  4. 彼の暴言は、胸三寸に納めてやることにした。
  5. 後輩が犯した重大なミスは、今回だけ胸三寸に納め、僕がカバーしてやることにした。



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