【慣用句】
胸三寸に納める
【読み方】
むねさんずんにおさめる
【意味】
誰にも言わないで、自分の心の中にしまっておく。「胸三寸」は胸の中、心の中の意味。
【類義語】
・胸三寸にたたむ
・胸に納める
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「胸三寸に納める」の使い方
ともこちゃんは、丸く収めるために、何でも胸三寸に納めてしまうよね。ストレスがたまらないの?
大丈夫よ。私には、ストレスを発散させてくれる健太くんがいるから、平気よ。
ええっ。そんなあ。僕でストレス発散していたの?ひどいよー。
あはは。冗談よ。
「胸三寸に納める」の例文
- 彼には言い返したいことが山ほどあったのだが、言い返すと屁理屈で返され、面倒くさくなりそうだったので、胸三寸に納めることにしたのだった。
- 生徒の今回のいたずらは、悪意があってやったことではないとわかっているので、校長先生には報告せずに胸三寸に納めることにした。
- 万引きをした少年を見つけたのだが、いじめっ子にやらされていたようだったので、警察には報告せず胸三寸に納めるから、代わりに、二度としてはいけないという約束を交わした。
- 彼の暴言は、胸三寸に納めてやることにした。
- 後輩が犯した重大なミスは、今回だけ胸三寸に納め、僕がカバーしてやることにした。