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【武者震い】の意味と使い方や例文(慣用句)

【慣用句】
武者震い

【読み方】
むしゃぶるい

【意味】
(戦う前に)心が勇み立って、体が震えること。

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「武者震い」の使い方

ともこ
健太くん。もうすぐ空手の決勝戦だと言うのに、体が震えているわよ。熱があるの?
健太
これは、風邪による発熱じゃないよ。武者震いだよ。去年、惜敗した彼ともう一度対戦できるかと思うと、わくわくしてきたんだ。
ともこ
ああ、風邪じゃなくてよかったわ。意気込みは万全の態勢ね。
健太
そうだね。今回は絶対に勝ってくるよ。

「武者震い」の例文

  1. 彼は、武者震いと言っているが、おそらく、事実は恐怖からの震えが強いのだと思う。
  2. あの強豪校が、自分にぜひ推薦入試を受けてほしいと言っているかと思うと、それだけで武者震いがする。
  3. 一瞬体が震えたように感じたが、大きな仕事を前にして武者震いに違いないと思って気にも掛けなかった。
  4. 僕らは、外に出ると、一斉にぶるぶるっと身震いをしたのだが、夜気が意外に冷たいせいもあったが、八分から九分までは緊張のあまりの武者震いだった。
  5. 足元からゾクゾクするものが込み上げてきて、武者震いというものを僕は初めて経験したのだった。
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