「臆面もなく」の意味(語源由来)
【慣用句】
臆面もなく
【読み方】
おくめんもなく
【意味】
恥ずかしがったり、気おくれしたりする様子もなく、ずうずうしく。
「臆面もなく」という表現は、遠慮せず、図々しく行動することを指すんだよ。
つまり、「遠慮せずに、ずうずうしく振る舞う」ってことやな。ちょっと図々しいかもしれんけど、言いたいことをズバッと言ってしまうとか、欲しいものは何でも手に入れようとする態度や。
でも、この辺はあんまり図々しすぎると、周りから嫌われてしまうから、ちょうどいいところでバランスをとるのが大事やな。
【語源由来】
「臆面」が気後れした顔つき。臆したようすという意味。
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「臆面もなく」の解説
カンタン!解説
「臆面もなく」っていう言葉はね、全く恥ずかしそうにもなく、遠慮する様子もなく、自分の意志をずうずうしくも堂々と表現することを意味しているよ。
例えばね、クラスで発表する時に、緊張せずに大声で堂々と話す友達がいたら、その友達は「臆面もなく」発表しているって言えるよ。
「臆面」っていうのは、自分が恐怖や緊張を感じて、その表情に出てしまう様子を指す言葉なんだ。「臆」は恐れる、気後れするという意味で、「面」は顔、という意味だよ。
だから、「臆面もなく」って言葉は、ちょっと図々しいかもしれないけど、自分のやりたいことを恥ずかしがらずにやっちゃうって意味だよ。
「臆面もなく」の使い方
この前のじいちゃんのお葬式で、祭壇の前で臆面もなく泣いている人が居たんだ。
へえ。おじいちゃんのお友達かしら?
うん。大親友だったらしいよ。じいちゃんの小さいころの話をしてくれたんだけど、じいちゃんにも小さい頃っていうのがあったんだなって少し不思議な感じがしたよ。
長く付き合いのある信頼できる友人がいたってことは、幸せだったんでしょうね。
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「臆面もなく」の例文
- ここまで書いて来て振り返ってみると我ながら随分臆面もなく、よくこれだけの手紙を書いたものだと思う。
- 商人なら、話して自分の利益になることなら、臆面もなく話すだろう。
- 打合せを兼ねて何か御馳走してくれるというので、大トロが食べたいと臆面もなくお願いした。
- 彼は週刊誌の記事が原因で謹慎中の身のはずなのに、臆面もなくパーティーに出席している。
- 彼は、家賃を滞納しているのに、臆面もなく米も借りに來れば醤油も借りに來た。