「音頭を取る」の意味(語源由来)
【慣用句】
音頭を取る
【読み方】
おんどをとる
【意味】
先頭に立って物事の計画、指導をする。
「音頭を取る」という表現は、大勢の中でリーダーシップを発揮し、皆が揃って進むように指導や調整を行うことを指すんだよ。
そうやな、団体の中で調子を合わせたり、進行方向を示すのは大切な役割や。誰かが音頭を取らないと、みんながバラバラになってしまうからな。
だから「音頭を取る」って言うのは、そのグループをまとめ上げてゆくリーダーシップを発揮することを指すんやな。
【語源由来】
合唱で先に歌って調子をとることから。
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「音頭を取る」の解説
カンタン!解説
「音頭を取る」っていう言葉は、みんなで何かを始めるときに一番最初に行動を開始したり、みんなをまとめてリーダーシップをとることを指すんだよ。
たとえば、みんなで歌を歌うときに、一番最初に歌い出してリズムやメロディーを決める人、あるいは、クラスのプロジェクトで一番最初にアイデアを出してみんなを引っ張っていく人が「音頭を取る」っていうんだよ。
「音頭」っていうのは、日本の音楽の雅楽で、一番最初に音を出す人、つまりリーダーのことを指していたんだ。それが時間とともに、「ものごとを先導する」っていう意味になったんだよ。だから、「音頭を取る」は、何かを先導する、リードするという意味なんだよ。
「音頭を取る」の使い方
文化祭の僕のクラスの企画は、僕が音頭を取ることになったんだ。
何で?健太くんは学級委員じゃないじゃない。
そうなんだけど、僕が大好きなアイドルをモチーフにしたカフェをやることになって、僕より詳しい人が居ないもんだから僕になったんだ。
ああ、なるほどね。納得したわ。
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「音頭を取る」の例文
- 彼が音頭を取って、二十年ぶりに高校の同窓会が開かれることになった。
- 駅前を活性化することを期待して、市が音頭を取り、駅周辺再開発事業を始めた。
- 彼は、テストの順位も常に上位で、クラスの中では音頭を取る中心メンバーの一人である。
- 彼が部長に昇進したら、僕が音頭を取って、仲間うちの昇進祝いをやろうと考えていた。
- 先生が、今日のイベントに協力してくれた父兄への感謝の言葉を述べた後、乾杯の音頭を取った。
- 日本の一部の自治体では、自治体自身が音頭を取って男女の出会いの場を設けるといったことを行っている。